痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

一年後、原発事故の現実を思う。

千葉県北西部は、原発の建屋爆発の早い段階で、運悪い風向きと共に降雨。
ホットスポットが点在する。

先日、DVDを貸りたついでに無料貸し出し(二泊)の線量計も貸りた。
以前は一台しかなくてその上、一泊千円だったけど、現在は五台あり無料。
市内の公園は、定期的に線量を計っていていて、
その数値が公園内の立て札に張り出されている。

近所の公園は、十数か所の計測で0,25〜0.31マイクロシーベルト
張り出されていた。
近く数値の高い場所や砂場を順次除染するとのことらしい。

で、借りきた線量計で室内、庭、ベランダと測ってみた。

室内は0.044〜0.062(何故か二階の数値が少し上がる)
ベランダは数箇所測って0.11〜0.13。
二箇所ある排水溝も0.14〜0.19で思ったより低い感じ。
雨で洗い流されていると考えられる。

やはり驚愕なのが、庭の数値。
あちこち測って0.23〜0.29で公園とほぼ同じ。
特に高い数値が出ているのか庭中央の土の出ている部分。
木の幹や常緑樹の葉とかも・・やはり0.2前後。
これがホットスポットの現実だわな。

ちなみに、線量計は一箇所で五回ずつくらい計測で平均の数値。

我が家の猫の額ほどの小さな庭でこういう状況だ・・。
もうずっとこれから何十年も・・
多分私が死ぬまで・・この庭は汚染されたままだろう。


原発間近の市町村の汚染はただ事ではないと思う。
いや、、除染なんて出来るのだろうか。
村を丸ごと丸洗いなんて出来ないし非現実的だ。
まして、近隣の野山も当然猛烈に汚染されているはず。
それをどうやって除染するの?
さらには、福島原発は未だにムンムンと放射能を放出している。
除染した所に新たに放射能が降り注ぐわけだ。
もう止まっていると思い込んでいる人もいるらしいが、
とんでもない。
ロシアの様に石棺で覆うくらいしないと漏れ出しは相変わらずだ。

一年だってもこの現状。
村や街に帰れると思って、村ごと避難と言うところもあるが、
そろそろ一年。
いまだ不便な・・廃校での避難所暮らしにも終止符を打つべきでは。
原発事故の現実を受け止めて、前に進んでいくしかないのではと感じる。

村長さんも・・もう帰れない村の長として、悔しいでしょうがこだわらず、
避難所の解散、村としての解散をすべき勇気を出す時期じゃないのか。
除染したら帰れる…なんて現実的ではない。
何十年も汚染数値は低くはならない。
除染したら住めるなんて夢のまた夢だ。
世界の誰もがそんな非現実な話を信じていないし、冷視だ。
日本政府は、本当に何を思ってか・・いまだ除染すれば住めるなんて
言い続けている。
逆に、もう住めないから・・土地を用意するくらいうべきだろう。
新たな地での再起しかない。

ロシアを見れば判るはずだ。
原発事故の周辺は二十五年経った今でも立ち入りは出来無い。

放射能汚染と言う現実を直視すべきは日本政府だとマジに感じる。

そして、改めて・・
東電や日本政府、経済産業庁・・
誰も捕まらない。
地震や大津波野せいだけじゃない。
これだけの大事故を人災と言わしめているのならば、
責任を取る『人』とは誰なのだ。

当時の官総理の所業は後進国なら死刑とか言ってた政治家いたけど、
実に哂ったよ、受けたよ。
ホント、死刑は無いとしても刑務所入って欲しいね。
枝野も同罪。