痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

明日葉とカマキリと・・突然の幕切れ。

ひと夏を一緒に過ごした感のあるカマキリのカマちゃん。

午前11時になろうかとする頃・・。
カマちゃんとの別れはあまりにも唐突に訪れた。

それは何の前触れもなく、一群の野鳥の群れが庭に訪れる。
五・六羽はいただろうか、体長は中型・鳴き声は『ギャーギャー』と
とにかくやかましい。
ひとしきり、庭木のあちこちに止まり、ギャーギャーとやっていた。

で、その鳥たちがいなくなった時・・
ふと明日葉の花周囲を見ると・・カマちゃんがいない。

明日葉の太い・・根本から2〜3センチくらいの場所にカマ吉がじっとしていた。
10時過ぎに見た時には、明日葉の花の中に、カマちゃんと少し離れてカマ吉がいたのだか・・

多分、カマちゃんは野鳥の餌となり・・食べられてしまった。
交尾を狙っていたカマ吉は、鳥のカマちゃん襲撃の際、下部に振り落されたと考える。

確かに、明日葉の花はほとんどが実を結んで、花の咲いていた頃と違って、
大きくなったカマちゃんの体を隠すのには適さなくなりつつあったのかも。その上、色合いも微妙に違って来ていて、鳥から見れば目立つ存在だったかも。

あっけなく・・カマちゃんのいなくなった明日葉の実が風に揺れていて物悲しい。

カマ吉も茫然自失だろうか。
交尾しようと狙いを定めていた相手が、アッというのに鳥の餌食と化し、消失。

昨日の夕方にはまだ明日葉の実のあたりにいたが、今日の朝には旅立っていた。

もう誰もいなくなった明日葉。

風にゆらゆらと揺れて・・本当に明日葉も・・夏が終わったんだね。


自然界の小さな食物連鎖を体感した夏に合掌。


しかし、、カマちゃん。
どこかで生きててほしいと願っちゃうなぁ・・。涙