痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

とりあえず補聴器つけろ。

母と二人部屋の患者さん。
その女性からそのうちに嫌われるんじゃないかと冷や冷やモノ。
いや、むしろ時間の問題だね。

既に嫌な感じの事をアタシに大声で話していた。
『こちらの方、私と違って上げ膳据え膳の良いご身分なのよ』
聞き方によったら、なんかすごく失礼なんじゃないかと・・。

母は耳が遠いから病室でも凄い大声。
同室の女性とはもうすごく仲良くなったとか言ってる。
が、、母の思い込みかもしれない。
下手したら、調子に乗ってなんでもかんでも話してしまいそうで、ある種怖い。
父が亡くなった後の数年前の入院でも、同室の患者の旦那に目をつけられ、その女性が亡くなったら、
やたらと母に連絡が入り、母も最初は同情していたみたいだけど、果ては金の無心がはじまり、驚いた母が弟に相談して事なきを得たことがある。
このとき、思ったのが、、
病院には、独り身の寿命が短いと見た女性に取り入って旦那面して面倒を見て、
その女性が亡くなったら、、色々といただくような存在があるように感じて、何やら深い闇の部分が広がっている気がした。

とにかくだ、考えなしに思った事をすぐに口に出してしまう母。
口は災いという事が八十過ぎてもわからないヒト。
子供の頃から、母親の物言いにはあきれ、絶望、軽蔑を繰り返してきたものだ。
そういう性質だから、少し関わりの薄い血筋の親族たちには嫌われまくっていた。
しかし、時とともに、母を嫌っていた親族も次々あの世へ向かい、現在は母が頂点となったのも皮肉な話だ・苦笑

今回の入院は検査入院だったが、母の強い希望で、がんを手術で取り除けるなら、それにすべてをかけたいと手術前提の検査に切り替わった。
ともかく、血管の老化や心臓の肥大とか、高齢者が手術に耐えられるのかも
含めて色々と検査することになった模様。

大声で、すい臓がんは五年生存が低いんだよ、私も五年しか生きられないと思うと悔しい、もっと生きたいのに。
とにかく、テンションが上がってて大声でわめくように話すし、あたりは静かなので響き渡ってて恥ずかしいし、、、
同時に同じ病で入院し、闘病している患者さんも居るだろうに、それを大声で五年生存云々・・と知ったような口きく母の口をふさぐためにも・・
補聴器を自宅に忘れているとの事で、昨日実家に取りに行った。
郵便受けには回覧板だの、、もろもろが溜まっていた。
回覧板はしばらく抜かしてもらうと言ってたのに連絡を忘れてるらしい。(◎_◎;)

とりあえず、補聴器は本日夕方にも届けに行く予定。
早く耳に突っ込んで黙らせないと。

ふう、、やれやれな気分。


しかしだ、アタシの友人、知人達は五十半ばで病でこの世を去っている。
病の種類はそれぞれだが・・ふと数えても八人も・・・
未婚の者も居たが、子供を持つ人たちが多かったけど・・。
その子供たちの行く末も見ることもできず・・無念だろう。

逆に、八十四の婆様がまだ生きたいと死にたくないと喚いてる。

そう思うと、友人たちの思いはもっともっと強かったろうに・・

何ともやるせない。