誘拐監禁の少女はもっとたくさん存在するのでは。
中一女子の誘拐監禁事件。
二年の歳月を経て、少女が脱出したことで急転直下、解決。
犯人の男はこの春に千葉の国立大を卒業。
つまり、学生の時から少女を監禁し、何食わぬ顔で大学に通い、
就活までしており、この春からどこかの会社に入社予定だったつーので、
千葉から都内へ少女を連れて引っ越しまでしている。
犯人の油断が今回の解決を導いたのかもしれないが、
何よりも脱走という少女がリアクションを起こさない限り、
この行方不明事件は解決できなかったのではないだろうか。
少女が無事であったことと、探し続けていたご両親との再会に安堵するが、
この少女の多感で楽しかったはずの中学の二年間は欠落してしまっている。
この手の犯人の罪の深さは、どういう風に反映されるのか・・
実刑だろうし懲役は何年になるんだ・・決して軽いはずではないと思いたいよ。
しかし、この事件の根底に、、
このような少女が日本の各地に存在するのではないかと危惧している。
どのくらいの少女たちが行方不明になっているのだうろう。
警察は把握しているんだろうか。
そう思うと、、なんかとてつもなく恐ろしい気もする。
ずいぶん前になるが、新潟の女児誘拐監禁で、被害少女は十歳で誘拐され、
九年間を異常な性格の男との悲惨な生活を強いられていた。
この男には懲役十四年の判決が出ており、服役し社会に戻っているのも、、
怖い。
外国のように、こういう異常な犯罪を犯した犯人の所在は公にすべきかもしれない。
日本じゃ、服役し出所したら、その後どこにいるか・・わからないもんね。
こういう拉致監禁の場合、何か被害者からのサインやリアクションが
必要になるんだろう。
それを出すのに恐怖という縛りがあるので難しいのかもしれない。
時折放送される犯罪情報番組で、行方不明の女児を思うと、
もしかしたら、、どこかで監禁されているのでは・・と思うと息苦しい。
今回の被害者も少女も、テレビとかネットで両親が探しているのを知り、
勇気が出たというから、、何年も前が不明になっている少女がいるなら、
あきらめない継続捜査も必要かもしれない。