痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

彼岸に思う。

知人のお父様が先日死去したと連絡が入る。
関西方面の地方なので葬儀参列は遠慮してくださいとの事だった。
母とは二つくらい違う。

正直、昨年の夏くらいから知人の体も心配だったので、他人とはいえ、これで良かったと思っている。
彼女のお父さんは、認知症で月から金は施設で暮らし週末自宅へ戻るという暮らしをずっとしていた。
金曜の深夜に実家に戻り、月曜の朝、施設の送迎バスに乗せてから帰宅・・と
言うのを三年近く続けていた。
一応、実家に週末帰り面倒を見るのは知人の兄(独身)と知人(妹)が一週間交代で世話をする方法だったが、当然のごとく突然に施設から呼び出しも有った。
さらに大変なのは、このお父さん、認知症から施設で職員や他の入所者に暴言と暴力があり、退所してほしいと再三言われてて困り果てていた。
特に、女性職員に対して暴力や暴言を繰り返し、男性職員には静かにしているという、ずる賢さも発揮し、とにかく大騒ぎだったが、、、。
そのお父さんを受け入れてくれそうな施設を捜し。面接に行ったりと・・
ようやく見つけた施設に転所する予定だったところ、数か月前に転倒して大たい骨を骨折で手術・入院。
そこでも認知症ゆえに置かれている状況をすぐに忘れて大いに暴れて大変だったらしい。
結局、鎮静剤と拘束帯でしばらくの安静という形にり、術後を乗り切る。
が、ここに来て亡くなった。

聞きかじりの経過かだから、実際はもっと色々とあったに違いない、
ともかく、知人はやれることはすべてやったと思う。
本当に立派だよ。
頭が下がります。
何も否定することなど無いと思う。
傍から見ていても、お兄さんも知人も、限界に来ていたと思う。

心からご冥福をお祈りします。合掌。

ともかく、ここに来て、色々な末路を見聞きした。


母のように、最期まで頭はボケていなかったゆえに、、
八十四であっても死に対しての覚悟が全く出来ていなかった気がする。
まだ死にたくない。・・と。
ゆえに、知人のお父さんとは違った足掻きが何とも哀れさを感じる。

真逆に・・九十過ぎるおばあちゃんが居る。
まだまだお元気で、ニコニコしている。

いつ死んでもいいんよ。
お迎えが来んよ、なんでだろか・・。

生きることにガツガツしていない。
自然体で死を受けていている気がする。

何か亡くなった母を見ていて、、
生きることにガツガツしていたように感じてしまう。
ゆえに大変な最期になってしまった気がする。


気づけばお彼岸だ。
実家の墓参りに行こうと思う。
まだ、実家のダイニングの定位置に、母が居るような気がする。
以前よりも薄れた気がするけど、まだ・・座っている雰囲気がある。
実家は取り壊さず、人に貸すという事になりそう。

母にも合掌。