竹林の危惧。
夏ごろに、、記載したかったことだが、
母の件でもう日記をこまめに更新の意欲も無かった。
今になって、やはり気になるので記載。
少し行ったところに、地元農家のお宅がある。
自宅裏には立派な竹林。
この竹林に夏場に異変というか、いつもと違う様相に気づいた。
一斉に竹の花が咲いていたのだ。
もやもやとした細い枝の集合体のようなのものが竹林の竹から湧き出ていた。
竹は長い周期があり、何十年に一度花が咲くと枯れると聞いていた。
つまり、この美しい竹林は枯れてしまうのか・・
夏のある日、、信じられない気持ちだった。
現在、農家の方が数メートルもある竹が道路やら家屋へ倒れるのを危惧して
一部切り出している。
竹自体もかつて青々とした感じだったが、今は竹が黄土色というのか
全体的に黄色っぽくなってしまっている。
持ち主は頻繁に切り倒しているようで、みっしりと青々していた竹林が歯抜けのようになって、鬱蒼として日陰だった道も日当たり良好。
そのうちすべての竹を切り出して、竹林は喪失し、ただ平たんな土地になってしまうのでは・・。
そうこうしているうちに、何かのニュースで、全国的に竹の花が開花し寿命が来ているというのを見た。
そうなんだ、、あの農家の竹林だけではなく、全国的な話なんだ。
当たり前ようにそこにあった竹林が、次第になくなっていく・・
何とも寂しい。
そもそも竹林とは再生していくモノなのか・・・
昔なら、悠長にまた再生を待つ長い時間があったろう。
しかし、いま。
これ幸いと土地を売り、宅地にしてしまうという昨今の話し・・・。
自然とは失ってから気づくもの・・
とは、自分の持ち物ではないから好きに言えるんだね