痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

ノーベル賞の薬。

数年前の事だが、当時出たばかりの新薬…今年のノーベル賞を受賞した
本庶佑博士の開発した薬を体現した知人がいる。
オプジーボ』だ。
オプジーボは、T細胞のPD-1と結合し免疫の働きにブレーキがかからない
ようにする免疫チェックポイント阻害藥。

知人のキッカケは、自転車をこいだだけで酷い息切れが続いて、
何やらどうも変だと思い通いの行きつけの医者にかかる。
この医院で受けたレントゲンから、医者は大変な状況だと告げる。
『肺がんの疑い』それもかなり進んだ状態。
息切れは肺がんから来るものと診断され、その先生は大学病院へ紹介状を
書いて持たせた。
知人にしてみれば、もう何が何だかわららないまま、、
ただ、命にかかわっている事が恐ろしかったとの事。
後に大学病院での診断では、末期に近いステージⅢの肺がん。
手術は難しいと言われてしまう。
もうこの段階で降ってわいたような信じられない展開になっており、
あれよあれよと・・。
今に思うとあまりの衝撃に当時の記憶があいまい・・と言っていた。

しかし、大学病院の先生は、かなり効果のある新薬がある・・と。
ただし皆に効果のあるものではないので、過度な期待はしないでほしいとの話し。
新薬の治療の受けられる癌研へ紹介状を書いてもらう。
その後の各検査の中で、新薬が適合するかの血液検査があるそうだ。
知人は新薬の効果が得られる数値が五十パーセント弱なので、受けてみるべきだという事に。
で、そこでの点滴で新薬投与。
後に、てきめんな効果が発揮されたという。
知人の言葉で言うと、『癌が治っちゃったみたいなの』である。

その後経過等は詳しくは分からないが、
今も何も変わらず、元気にお孫さんの世話やら普通に生活している。

その新薬が『オプジーボ』という名であると聞いたもの、つい最近。

クスリがマッチすると凄い効果なんだと実感する。

しかし、その薬が万能ではない。
聞くところによるとオプジーボの効果のあるがん患者は三割程度。
殆ど効果なしのヒトも居るというのだ。
まるでがん患者、すべての人に効果あるような見せ方の報道は危険だよね。

ともかく、身近に末期に近い癌から復活している人がいるのも事実。

本庶博士、ジェームズ博士、、長年のたゆまぬ努力に心底感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
そして、課題である、オプジーボがもっと多くの人に適合するような研究
が成功する事を願わずにはいられない。