イチイチ名称を変えるなよ。
先日、東武鉄道が伊勢崎線の浅草・押上駅-東武動物公園駅間の路線愛称名を
「東武スカイツリーライン」にすると発表した。
愛称?くだらない。
なにそれ。
東武伊勢崎線でいいじゃん。
慣れ親しんだ東武伊勢崎線の中に実家があるもので(^^ゞ
そもそも最近の傾向というのか流行なのか…
ずっと昔から付いたいてた美しき名称をやたら変なカタカナに変更している
地名も多いじゃない。
何かその場所に付く意味があるからその名前なのだよね。
東日本大震災野時にも、かつての津波の来たところの名所に、
大昔の記憶がこめられている所もあったと聞くし・・
何でもかんでも、近くに出来た観光名所に媚ちゃっててさ、
なんだか本当に嫌な感じだよ。
昔の物をおざなりにするって事に関しては・・
昨年三月の東日本大震災。
東北の某所で、大昔の津波がここまで来た・・という昔の石碑を
道路拡張工事の際にあっさり撤去。
石碑はその周辺の地面に埋設しちゃって・・・今回の大津波が襲う(ーー;)
津波の被害を受けた道路を補修していたら、その昔の石碑がごろんと
出てきたわけで、『あー、昔・・津波はここまで来ていたんだ』と・・
市の職員が、今度はきちんと設置しておきますだって。
なんだか、、これって本当に今の日本の全てを物語っている気がした。
昔のものは撤去。
キレイに整え、何事も無かったようにする。
というか、何事かがあった事すら、軽んじているのだ。
もう昔の大災害など、この近代社会にはありえない。
…という感覚なんだね。
古文書も大切だか、昔からの地名も大切だろうに。
かつてその地に暮らした人々の自然対峙していた頃の思いがこめられていると
考えるのも大切だよ。