孤独死に思う。

孤独死といわれているけど、
なんとなく価値観の押し付けのような気がしている。
あえて一人で生きているという事を人生の選択としている者も
一人で亡くなってしまえば孤独死という事か。

個人主義の米国など・・
孤独死なんて大げさな言葉は無いんじゃない？
というが、一人で亡くなっていく事を大きくは取り上げない。
その人個人の・・そういう最期だという事。

かたや、わが国は・・
押し付けがましく、
孤独死
孤独死
何て可哀相。
…という構図。

可哀相なのは、亡くなって、何ヶ月も何年も・・
発見されないまま…という事じゃないのか。
いや、これさえも・・甘んじた人生なのであれば良しとする。

山口美江さんは亡くなった（連絡の取れなくなった）翌日には
親族から発見されている。
可哀相じゃない。
厳密には孤独死じゃないと思うね。

そもそも一人暮らしでは無くったって、
家族が外出中に、家で一人で急死した場合・・
これも、ある種の孤独死じゃないの。

高齢化している日本。
今は孤独死がまだまだ数としては少なく、騒ぎになるが、
これからはもっともっと増えるでしょ。
一日に数十人何て事がザラ・・とか。

孤独死になる人にはある種の法則というか、兆候があるという。

・ゴミ出しの曜日を守らない、分別を守らない（認知症発症で出来ないも有）
・日常的挨拶が出来ない（しない・無視）
・近所・周囲との係わり合いを拒否
・新聞を取ってない

などなど・・
ただ、これも個人の意思だろう。
孤独に死んで良いと考えているなら、
それでいいんじゃないかと最近思う。

ただ、発見が遅れたりしたら賃貸の場合は、大家さんが大変。
後の始末が大変で、リフォームに百万円ぐらいかかると聞いた。