警察からじゃなかった。
加害者の父親が、被害者の電話番後を入手したのは、警察からではなかった。
加害者父親の知り合いだった被害者の通う小学校の教頭から被害者十人分の
連絡先とか葬儀の日程の記載されたものを入手したというのが真実らしい。
昨日、夕方からのテレビ朝日のニュース番組では、
亡くなった被害女性宅へ亀岡警察署長が呼ばれ、被害者情報を安易に加害者に
知らせたと、家族からは激しい叱責、土下座に近い謝罪の連続だった。
申し訳ないが・・署長の風体が、どうも危機感のない田舎の気の良いオッサン
風で、
署長らしくないというか・・。
多分、何事も無く定年を迎えるハズだった腰掛け署長だったのかもね。
娘と胎児を失った父親の怒りは頂点に達している感じだった。
あの怒りの中で、父親は大体言いたい事は全て言い切った感じがする。
で、深夜のニュースで、加害者の父親は、警察から聞いたのではないと、
言い出していた。
知人に聞いたが、その人に迷惑がかかると、つい警察からと言ってしまったと、
言うなんつー顛末。
何でも、小学校の校長と教頭はすでに被害者家族に謝罪したという。
加害者の父親もさー、加害者同様で・・どうしようもないねぇ。
何でもその場しのぎで来たんだろうね。
調べたらすぐにわかることなのに、口からは嘘を言う。
アタシが多感な時に、ある先生が言っていたよ。
『一つ嘘をつく』
『その嘘を隠そうとまた嘘をつく』
『嘘を一つつけば、嘘を隠す事に嘘をつき続けなければならない』
てんこ盛りの嘘にはつじつまが合わなくなり、やがてほころびが出て、
嘘つきというレッテルが貼られる。
だから嘘はつくべからず。
正直であれ。
……という事だねぇ。
○ニュース記事引用↓
京都・亀岡市で無免許運転の車にはねられて亡くなった女性の携帯電話の番号が、
逮捕された運転手の少年の父親に渡った問題で、番号を伝えたのは、女性の娘が
通う小学校の教頭だったことがわかった。
この事件では、亀岡警察署交通課の50歳代の男性警部補が、被害者10人の固定電話番号などを、
逮捕された少年の親族に渡していた。
リストには、亡くなった松村幸姫(ゆきひ)さん(26)の携帯電話の番号と、
葬儀の日程が書き込まれていて、少年の父親は「警察以外の人から聞いた」
と話していた。
亀岡市の教育委員会によると、情報を漏らしていたのは、重傷となっている
松村さんの娘が通う、安詳小学校の教頭で、連絡網に記載された松村さんの
電話番号を、少年の親族に伝えたという。
教頭は校長らと共に、すでに松村さんの家族に謝罪したという。