改めて思う想像の限界。

オウム逃亡犯がここにきて全て逮捕された。

十七年にも及ぶ逃亡の果てに逮捕された男女のご面相は・・マジに別人。
まぁ、女に働かせてヒモのような生活を突き通した平田信のみ、
老けた感はあるが大して変わっていない印象だ。
比較的外とのストレスのない分？痩せはしているが当時の面影は十分に
残しているね。

しかし、後の菊地直子、高橋克也は、別人と思えるほどの変化だ。
当時の写真や予想合成画などがいかに当てにならないかを実証した感じ。

今回のことで逃亡者の外見の激変という事実に、
十七年という年月は・・いや、十七年と限定しなくても・・
ある程度の年月の経過した手配写真による捜査という物に、
なにやら限界や信憑性の低下を感じはしないか？
そもそも今回、現役捜査官すら高橋を当初見た印象で『別人』と判断している。
満喫の店員から『似ているから再度確認して欲しい』という進言での再確で、
逮捕に至っている事実がある。
捜査員はどんな手配写真で高橋を追っていたのか、知りたいね。
真剣に捜査していたのかと・・ちょっと疑いの眼差しを感じてしまう。

警察関係者は、追跡捜査に関しては検証が必要だとしている。
大いに検証してもらいたい。

オウムに限らず、長い年月逃亡中の容疑者の写真は、
あまり参考にならずという気がしてきたね。
殆ど変わらないという目の印象だけを残して、
ある程度は激変した面相を提示すべきかもね。
事件当時の顔は平常時の顔だから、いかにも当てにならないし、
逃亡犯で太ったヤツはいないと見て良し。
という事で、事件当時からは『激痩せ』させた似顔絵は必須だと感じる。