痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

卵子の老化と不妊。

先日テレビのニュースの中で何気なくみたモノがやたらと頭に残っている。
昨今、晩婚化が進み、昔で言う高齢出産(35歳以上で出産)が多くなってきているが、
比例して不妊に悩む夫婦が増加しているとの事だった。
そして、その不妊の原因の半数は卵子の老化によるものとの事だった。
おー、そうなんだ・・と思ったが・・
そうそう、うろ覚えの知識として、卵子は生まれたときから女の子の体内に
備わっていて、生後に新たに作られる事はというのは無いって知っていたよ。
つまり男性の精子の様に毎日作られているという物とは異質なんだよね。

単純にそこまでの知識だったけど、ニュースはもっと踏み込んで詳しく伝えていた。
つまり、卵子は肉体と同じように体内で老化していくという事だ。
昨今、生活形態や食事などで、昔よりも実年齢と外見が乖離しているような
若々しい女性も多いけど・・・
人間も一種の生物としてとらえれば、三十半ばともなると・・
例え外見が若く見えても肉体は衰え始めているとのこと。
出産に適した適齢期なるものを過ぎると卵子自体も全て手は無いが、
その役目を終え始めて来る状態になるらしい。

さらに、アタシは思うんだけどさー、
高齢妊娠・出産をする芸能人や著名人が大きく取り上げられてて、
四十過ぎても(生理があるうちはあり前の様に)妊娠できると
一般の女性達は思い込んでいるところがあるように感じる。

今日もニュースで、四十三歳の八塩圭子アナが妊娠なんてやっていたでしょ。
こういうの見ると、四十過ぎでも当たり前の様に妊娠できると思い込むよね。
こういうのはマレ・・と思うべきで、
可能であれば、三十五までに妊娠しておくべきらしい。
しかし、こればかりは・・・難しい問題だね。

ただ、人間も動物野一種として考えれば、繁殖能力の時期が限られている
というのも当然だという事か。


↓以下、ニュース記事抜粋。

多くの夫婦が不妊に悩む原因を探るためにNHKが全国の専門医療機関
調査を行ったところ、女性が年を重ねるとともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に
原因がある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかになったとのこと。
専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている」
と指摘。
不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組に上り、より高度な不妊治療である
体外受精の件数は年間で21万件と、5年で倍増して、世界最多になった。
NHKでは、その原因や背景を探るため、先月から今月にかけて調査を行い、全国の専門医療機関の半数に当たるおよそ300と、不妊治療をしている
患者など8000人余りから回答を得た。
このうち、医療機関に対して、不妊の原因について聞いたところ、
女性では、30代半ばを過ぎると卵子の質が低下して妊娠しづらくなる
卵子の老化」に原因がある患者の割合は、平均で47%と半数近くに上ることが分かった。
また、初診患者の平均年齢を35歳以上と答えた医療機関は77%に上った。
10年前は20%にとどまっていたことから、卵子の老化によって妊娠が
難しくなってから治療に駆け込む人が相次いでいる実態が、初めて明らかにった。
一方、35歳以上の女性患者の中で、不妊治療を始めるまで、「卵子の老化」について
「知らなかった」と答えた人が、55%と半数を超えた。
こうした患者の53%が、体外受精をすれば45歳まで妊娠は可能と考え、
中には50歳まで可能と考えていた患者も17%いた。
日本産科婦人科学会によりますと、体外受精など高度な不妊治療で出産できる確率は、
卵子の老化の影響で、45歳では0.5%に低下します。
不妊の問題に詳しい、東京の国立成育医療研究センターの齊藤英和医師は、「卵子が老化することが知られていないことで、高齢になっても治療を受ければ
十分に妊娠は可能という誤解を生み、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている。
卵子の老化について、きちんと知らせる仕組みを作る必要がある」と
指摘している。

…以上。