痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

押し付けと偽善と破壊・二十四時間テレビ。

愛は地球を救うというキャッチフレーズで今年で37年とかの
日テレのチャリティー番組。
以前から感じていたけど、このところ、ホント酷くない?

今回も、番組終了後から・・
偽善と押し付けの感動を呼ぶためなら条例無視のごり押し番組と
化していた事実が発覚しているよねぇ。

義足の少女が屋久島登山をする企画。
この企画のために、キャンプ禁止の屋久島で、立ち入り禁止区域の
縄文杉裏手に三十人ものスタッフのキャンプを設置し一週間以上滞在。
放送時には、屋久杉周囲にスタッフが八十人にも膨れ上がったという。
また、本来立ち入り禁止区域とされている部分からの撮影(映像)もあり、
屋久島ガイドの方が、ブログでテレビ局の傲慢振りを暴露している。

キャンプの出来無い屋久杉の場所に三十人ものスタッフが一週間も
居座るのも酷いルール無視。
本来、山道以外は立ち入り禁止だろうにね。
屋久杉周囲はスタッフ達に踏み荒らされたと考えられる。

ソコまで準備しなければ出来ないような身体障害者少女の登山ならば、
マジでやる必要は無い。
ソレをごり押ししてまで放送しようとした日テレの傲慢だ。
結局、大型台風のために、最後まで出来なかったことは、
自然界の戒めと天罰なのかも知れないね。

そもそも出来ない事は出来ないという勇気も必要じゃないのか。
むしろ、そういう企画を選んだスタッフも思慮がまったく無い。
少女の登山のせいで環境破壊だ・・とこのように問題定義されて、
当の少女は、どんな気分だろう。
そういう事まで考えが及ばない、低脳スタッフとしか思えない。
テレビ的に感動モノが撮れるという事ばかりで頭が一杯なんだろうね。

今年もまた、何億もの大金が寄付されているが、
とにかく、色々なことで障害者も一緒にと、巻き込むのも判るが、
根底には、身障者もただの演出であり、頑張る姿を見せて人々の涙と感動を
呼び込むだけのツール・・下心見え見えなんだよね。

チャリティー色が強いのに、出演者のギャラ云々の話も出ているし、
もうそろそろ、こういうスタンスを改めるべき時期だろうよ。
もう四十年近い番組だよ、時代に合わせて考えろって感じだ。

それにしても、トイレとか、ちゃんと山小屋に戻ってやっていたんだろうね。
このスタッフ三十人の一週間分の排泄、食事等の滞在時のゴミ、喫煙者のタバコ・・
きちんと持ち帰るなりしているのか、誰か教えて欲しい。
こんなゴネて滞在をもぎ取った輩に、この手の配慮が出来ていたのか、
甚だ疑問。
その辺りを日テレもきちんと検証して欲しいね。
多分、縄文杉のあちこちで立ちションしていたと、想像も容易い。

何が・・愛は地球を救うだ。
番組の本当の当初・・三十数年前・・
私がまだ若くて十代後半の多感な頃には、なんて素晴らしい番組だ・・
と思ったけど、もうアレから三十数年。
番組当初の志は変遷しているだろうし、番組自体が疲弊している。
感動させなきゃ、それには身体障害者が欠かせない・・という安易な図式。
今回もその最たるは、撮影のためなら環境破壊も辞さずの蛮行。
押し付けの感動、偽善の感動・・無理に泣かさせる。

結局、屋久島の自然が保たれ世界遺産になったのは、
ルールーを守り、自然を守ってきたという賜物だ。
撮影なら何でも許されると、たった一回のの放送で、長年守られていた
ルールごり押しで捻じ曲げ、三十人・一週間泊り込み、辺りを踏み荒らし、
排泄物垂れ流し(多分)て荒らしまくった日テレの大罪。

人間の尿は・・百害あって一理もなし。
木々や草花が、枯れちゃうよ三十人もやってたらね。

今後もガイドの方が、その後の屋久島の破壊状況など、ブログで発信して欲しい。