痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

知るべき現実が失言かね、

麻生氏の失言や暴言には定評があるけど・・
先日の失言?は・・言い得ている気がして失言かな?とも感じた。

以下記事引用↓
麻生太郎副総理兼財務相は二十一日の社会保障制度改革国民会議で、
高齢者などの終末期医療に関し「いいかげん死にたいと思っても
『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、かなわない。
しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと
ますます寝覚めが悪い。
さっさと死ねるようにしてもらわないと」と述べた。

この発言について、麻生氏は「公の場で発言したことは、適当でない面もあったと考える。当該部分については撤回する」とのコメントを発表。
「個人的なことを言った。終末医療のあるべき姿について意見を言ったのではない」と記者団に釈明した。
↑引用終わり。


日本の寿命が世界一なのは、その一つの理由として、
もう八十・九十の老人にまで高度な医療を施し延命させる事だと言われている。
諸外国などは、高齢者に高度な医療は無駄と考えているフシがあり、
高度治療を施すなら、年若い患者の命を救うことに全力を尽くすという事だ。

百まで生きたいと言っていた義祖母、今年の夏で念願の百歳。
健康な百歳なら良いけど、もうずいぶん前から頭壊れちゃってます。
八十を過ぎた母には面倒を見られず、施設に入っている。
六年前の入所当初は、幻覚、幻聴、徘徊、取った・盗んだ等の猜疑心が
酷かった。
六年経って、現在は介護は最高レベル。
生理現象(大小便)の有無も自発的な意思なし。
認知症がドンドン進み、正常と異常のマダラを行き来し、
二年くらいまえに、突如としてマダラボケから正常に戻ったときに、
『百歳までいきたいと思ったけど、良いモンじゃない』と言った。
おおっ、一時だが正常になったか?と、皆で会話を試みたが、
その後すぐ、会話も成り立たないトンチンカンに戻った。
入所中、何度か入院し、治療してもらったが、
先日の医師と施設責任者、ケアマネと母で施設の生活当の方針の確認があった。
いよいよ百となるので、これからは具合が悪くなっても入院ではなく
対症療法として、延命はしないとの結論。

百歳だけど、自然の場に置かれて、過ごして行くとしたら、
正直な話、もうとっくに・・あの世に行ってたと思う。
施設に入り、甲斐甲斐しく面倒を見てもらった結果だろうね。

ある種・・麻生氏の失言といわれているが、介護に苦しむ家庭や介護を知る
者には理解できるンじゃなのかな。
理解できないと、口角泡飛ばして噛み付き、キレイ事を並べるのは簡単だ。
頭の壊れた者、病気を抱えている者、身内のいない者、その上、蓄えや金の無い者・・

高齢者の終末を理解していない、想像だけの机上のきれい事など不要だ。
あるのは現実直視、冷徹に現実を話すことも必要だ。