死亡の実名、必要？

当初、日揮の会社としてや被害者家族が実名の公表を拒否していたが、
先ほど政府が、関係者の理解が得られたとして、公表となった。
ご丁寧に、一人一人の写真付きという番組を見た。

誰が、そこまで望んでいたのか？
なんかさー、結局マスコミだけが知りたいんじゃないの？
なんとしても実名を知り、被害者家族の所へ押しかけ、
あわよくば、お涙頂戴の感動秘話を聞きだしたいというだけだろうに。
感動秘話を大々的に報道する事ばかりに血眼という構図が垣間見える。

彼らの役職や仕事振り、その足跡を知るのは、政府、会社、家族だけで良い。
マスコミに出たがり屋の家族や、本人の事を知って欲しいと願う家族以外は、
公表して欲しくないという想いを優先すべきじゃないのだろうか。
見も知らぬ世間の他人が、詳しく知った所でただの野次馬でしかない。

昨今の『知る権利』というのは・・犯人側はどうでもよくて、
被害者ばかりを丹念に、仔細に報道するってのが多すぎる。

とにかく、砂漠のあんな周りに何も無い場所で、変な動きがあればバレバレなのに、
大切な施設なのだから監視システムだってあるはずなのに、
ソレも働かず、あっさりテロリストに占拠される何て事も何でなのか？
また、現地で雇ったコックの仲に内通者がいたという。
施設建設の最重要人物達の訪問があった日に襲撃されたとか・・
そういう点を仔細に報道すべきだろうに、

被害者の感動秘話なんて、まったく必要ない。