認知症の気づきの一つ。
認知症にかかると・・（健常の高齢者にもよくあることみたいだが・・）
買い物の支払いはいつでも一万円札。
たとえ買い物の合計が数十円の買い物だとしても、一万円札を出す。
つり銭で貰った千円札や小銭は殆ど使わない。
足し算、引き算が苦手になり、記憶のなかで一万円札が最高額と刷り込まれていて、
一万円札を出せば、絶対に足らないことはない・・。
だから、一万円札以外は使えなくなる。
ある程度、金銭に余裕のある老人たちの話だが・・。
一万円札がそうそう無い認知気味の老人達は、財布を見せてレジ係りの人から、
どれを出せば良いのかアドバイスを受けていたりしているのを良く見かける
様になってきた。
ともかく、そういう人が施設に入るなり、亡くなったりしたとき・・
大量に見つかる小銭と千円札。
義祖母も施設に入る前に室内を片付けた時・・そういう状態だった。
会計を手持ちのイロイロな札や小銭を混ぜて支払う事が普通に出来なくなって、
何でも一万円札に頼りだす。
千円札や小銭が使えなくなる。
