この世の義理。
数日前のことだが、知人が亡くなったとのことで、
通夜と告別式の日時を教えてくれた人がいた。
聞いたら、アタシよりも少し年下。
ガンで二年間闘病して亡くなったとのこと。
子供が小学校の中学年時に一度だけクラス内の役員で一緒になった方だ。
なんとも懐かしいと言う以前に、その方との係わり合いはその一年だけ。
以後、何の係わり合いも無く、十五年くらいが過ぎての訃報。
親しい間柄でもなく、家が近いという間柄でもない。
なので、通夜か告別式のどちらかに行くことにしていたが、
天候のこともあって、告別式に出席した。
当日、電話で教えてくれた方が居たのでお礼を述べたが・・
通夜に来てなかったわねー・・みたいなことを言われて・・
苦笑したけど、内心は何か辟易してしまった。
・・二日連続で出るほど、アタシは亡くなった女性と近しい間ではない。
一緒に役員をやってたでしょ・・といってもさー、、
この方、日中仕事(パート)で殆ど役員会に出席もしていなくて、
その分が全てアタシに回ってきていただけで・・一緒に何度も会って
何かを成し遂げたという感覚は正直に言わせていただければ無いのよね。
亡くなったことを教えてくれたアナタは、親しい間柄だったでしょう・・
病気の経緯も病状も知っていたという事だし、
何よりも自宅同士が近いし、子供が小学校を卒業し、現在までも・・
少なからずお付き合いはあったでしょう・・
でも、ソレをアタシに・・そっくり当てはめて欲しくない。
アタシは、亡くなったということを知らされたけど、
昔に役員としての関わりが終わった時点から、何の欠点も付き合いも
無かったのだから・・。
しかし、こういうときで無いと会わないような人達がゴロゴロ(失礼)居た
ので、、チョット焦る。
というか、みんな・・当時苦手な部類の方々ね。
マジで居心地悪かった〜。
・・とはいえ、係わり合いがあったことは事実だから、
この世の義理は果たしておきました。合掌
しかし、昨今お年寄りの死亡の急増で、火葬場が込み合っており、
亡くなってから、一週間近く待たされるという話を聞いた。
この方のお葬式も、亡くなってからずいぶん間が開いていた気がする。
超高齢化社会の現実の一つだねぇ。