痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

ゴミとの戦い・・ほぼ終了と真実の出現。

亡くなった義祖母の家の片付けというか内部の廃棄が
昨日でほぼ終了。

ゴミ屋敷だった室内が、なんともカラリとしてすっきりした。
とにかく、昔の人だが、お嬢様育ちなので掃除が大嫌いの義祖母。
祖父が生きて居る時は、祖父が大いに掃除に励んでいたが、
祖父が亡くなってからは・・もうドンドン汚くなる一方というか、
溜め込む一方で、使えない部屋一つ、二つ・・と、増えて、
施設に入所する頃には三部屋と台所は不用品と大量の洋服、ゴミとゴキブリ
の徘徊している茶色の通り道(ゴキブリの通り道が茶色くなん筋も出来て・・)
大量のゴキ糞、大量のゴキ卵(はじめて見たときはビックリ、カプセルみたいな感じ)で
とにかく、もう目を覆いたくなるような、戦慄の物凄い状態だった。
そのゴミ屋敷との戦いは週一、二くらいでほぼ一ヶ月。

とにかく、壮絶な戦いだった。
ソレももう・・昨日でナントカ一区切り。
見渡せば、、
古い木造住宅の趣というか、昔の良い感じが戻ってきていた。
何か空気すら違って居るよ。

ありがたい事に、義祖母宅の土地の買取が決まりそうだという。
相続の関係で、アタシにもホントに猫の額程度(苦笑)の分与が
あるみたいだけど、楽しみだなぁ・・
たぬきの皮算用だねぇ、、ウハハ(^^ゞ

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『もう一つの位牌とすすけた仏像』

義祖母宅の片付けで、和室の飾り棚の上にある小さな天袋を片付けていたら、
中から、布に包まれたすすけた木彫りの仏像と古い位牌が出てきて
不信に思って母を呼ぶ。
母驚いたような顔をして、『えーっ、ここにあったのかー』と声を上げた。

祖父が亡くなり、父が亡くなり・・そして義母が亡くなった今、出現。

祖父が亡くなったときも、信心深い母は父と義祖母に、義父の病死した奥さん‥
つまり父の本当の母親の位牌はどこに置いてあるのかと尋ねたという。

当時、父は知らないと言い、義祖母も同様。
で、こちらの寺に移す前の・・以前の新潟の寺に父(祖父)が置いて来たのでは・・
何て言う曖昧な説明だった。
そして父が亡くなったときも・・義祖母は知らん存ぜぬだった。

そして、祖父、父、義祖母の三人が亡くなり・・
家を壊すであろう時点で、母が片付けたいと言わなかったら・・
この家もろとも、若しくは片付け業者によって、廃棄されていたのかも。

片付けて判ったのだが、大きなガラスケースをどけて見ると、
ソコに線香立てが鎮座していて驚く。
使用した形跡のハスの形のろうそくもあった。
つまり、人知れず・・ガラスケースの後ろに隠した線香立てに、
時折線香を立てて、位牌と仏像をしまいこんだ飾り棚の天袋に、
密かに供養でもしていたのだろうか。

祖父も父も、若い後妻(義祖母)に来てもらう為に、気を遣ったのでは・・と、
母はそんな推理をしている。

今となっては、もう全て想像でしかない。

しかし、すすけて顔の黒くなっている木彫りの仏像は、
なんとも穏やかなお顔をしている。
多分、アタシが生まれるずっと以前から・・あの天袋に突っ込まれていた・・
五十五年以上だ・・そう思うとなんともやるせない。

いつも片付けの時、仏壇の前に並べてある仏像(結構大きい)と位牌に
線香を上げて手を合わせている。

家が取り壊される前に、位牌や仏像をどうするか・・初盆になる夏、
信心深い母は、お寺さんで相談すると言う。
母がずっと気になっていた、父の本当の母の位牌が方付けで出てきたことに、
今回のゴミとの戦いには、何か意味があるような気がしている。
五十数年に・・合掌。