痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

何十年も執行されない死刑囚が病死。

78年に茨城県で起きた誘拐殺人事件の犯人として、死刑が確定していた
74歳の死刑囚が拘置所内で病死したというニュース。

三十年以上、刑が執行されずに拘置所で年老いて、くも膜下で死亡。
これじゃ、マジに終身刑だね。

一般人の参加する裁判員制度が動き出し、ますます死刑判決の傾向が強い
といわれている昨今。
ソレなのに、死刑執行はまったくと言って良いほど出来ていない。
拘置所は死刑囚で百人以上いて、溢れている。

何故、死刑という国も認めている正式な判決だというのに、
その刑が粛々と執行できないのか。
刑の執行は電池切れの玩具のごとくノロノロというか、
制度が機能しているのだろうかと、疑問だらけだ。

まず、法務大臣がゴーサインを出さなければ死刑は執行されない。
その大臣が死刑反対の考えを持っていれば刑は任期中に執行されないし、
また、逆にドンドン死刑を進めれば・・
一部の人は声高に大臣に『人殺し』とか『悪魔だ』・・と、言い出す始末。
これは本末転倒で、死刑囚は、既に人殺しで悪魔のような所業を犯した人間だ。
悪魔とか人殺しは、ソックリそのまま判決の出た死刑囚に言うべき言葉だ。
そして、裁判で死刑が相当と判決が出たのだからね。


ともかく、死刑執行の進まないその理由はなんだ?
ソレを突き詰めていかないとダメじゃないの?
死刑と判決が出ても死刑が執行できないのなら、
単純に考えても、死刑という刑罰の改定が必要だろう。
死刑囚が生きながらえているのも、タダではない。
私達の血税だという事も・・改めて知るべきだろう。

無期懲役があるから、終身刑がないという単純な考えは捨てるべき。
無期なんて、無意味だ。
長い刑を想像するだろうが、刑期が確定できないだけであって、
実際は七年くらいであっさり出てくる。


法務大臣になったら、一年に最低15人の死刑は執行する。
ソレくらいの明確な責務を課さなければ、死刑囚が拘置所内や刑務所で
今後もあふれ出し、刑の執行待ちが二百人くらいになっちゃうんじゃない?

人の命(犯人)に関わることだが、その前に、その犯人が・・
容赦なく人の命を奪ったという事実は、何一つとして変わらない。
無念にも命を奪われた人の代弁としての死刑判決だ。
ソレを抜きに、感情だけでは決して語ってはならないと思う。

ともかく、早急に対処すべき問題だとアタシは思うけどね。


以下、ニュースの記事を転載↓

 綿引誠死刑囚(74)は1978年、茨城県日立市で当時14歳の女子中学生を身代金目的で誘拐し殺害した罪で、1988年に死刑が確定しました。

 法務省によりますと、今月5日の午後7時ごろ、東京拘置所の独居房で倒れているのが見つかり病院に運ばれましたが、くも膜下出血をおこしていて意識が戻らなかったということです。その後、東京拘置所内の集中治療室に収容されていましたが、23日午後8時前、死亡が確認されました。綿引死刑囚は再審請求中でした。 転載終わり。