痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

ゴミ館が普通の家に戻った日。

義祖母宅の片付けがほぼ終わった感じだと母から電話。

家全体の空気が軽くなって、日が暮れてから行っても
全然怖くなくなったと、言っていた。

片付け当初、その家の両開きの引き戸を開けると・・
もう凄い重圧感というか、重苦しい空気で、特に一番奥の部屋はヤバイ雰囲気。
とにかく、開けられるだけの窓を全て開けなきゃ居られない状態。
昼間でも一人で入るのは・・アタシの危機センサー?が警告音を発している
ようで、怖い感じがした。
というか・・家全体の何か言いようのない空気で・・よどんでいて不気味。

ともかく、まずは玄関を入ってすぐ手前から(一番奥の部屋は怖い)・・
という事で、玄関横の仏壇の間と、客間(唯一小奇麗な部屋)を攻めて行く。
ともかく仏間は物凄い量の雑貨と古本(ブックオフでも価値などないだろうね)
そして、バケツ大盛り三杯の古い化粧品。
仏壇周辺は跡で片付けたが、これまた引き戸に尋常ではない程の数珠と香典袋が・・
文具店の香典袋の棚、2軒分買い占めたのか?と思うくらい、物凄い袋の量。
それも殆ど使ってないのもばかり。
こういうのを見ちゃうと・・買ってある事を忘れて買いまくっていたと、
思わざるをえないね。やはり認知症だね。
次は六畳と八畳の和室。
とここでも押入れが大量の香典袋が(@_@;)
さらに、未使用の同じバッグような黒革バッグがゴロゴロと・・
押入れに詰め込まれた膨大の洋服と仕立てたままのほぼ未着用の呉服。
途中、納戸にある和ダンス二つに洋ダンス一つにも手をつける。
ああー。。物凄い量の着物と古着。やれやれ。
仕立てていない反物も大量に・・絶句しつつ掘り出す掘り出す・・
昭和のニオイがプンプンするような物も出て来る出てくる・・。(@_@;)
そして、納戸の同じ奥行きの作りつけの棚は肩の高さから天井まで贈答品で
びっしり埋め尽くされていて・・これまた絶句(@_@;)ヽ(`Д´)ノ
義祖母の性分が良く現れている。
使い切れないものを人に分け与えるという事自体が、『惜しい』とか『もったいない』
という感覚の持ち主なので、もらった物は全て自分の物で自分で全て持っていたい・・。
ブランドのバスタオルや夏掛け布団、可愛いハンドタオルにタオルケット、
インテリア雑貨、皿に座布団カバー、バスマット、キッチンマット・・
ともかくありとあらゆる贈答品がひしめいている。
といっても、何年も前のホコリかぶった物が殆どで、箱を開けてみれば、
しみだらけ(@_@;)
持ち腐れ・・という言葉を体感し、目の当たりにした。
本当に、物も腐れるんだ。
(ちなみに、缶詰類も大量に。殆ど賞味期限を十年を軽く越えている物ばかり)
母いわく、『心底しみったれ』な義祖母の溜め込んだ贈答品は、既に殆どが
持ち腐れいて廃棄物でしかない。やれやれ。
そして、贈答の定番の洗剤と石鹸も物凄い大量に出てきた。(@_@;)
もう殆どニオイが飛んでいる。
施設に入る前に届いていた贈答品の石鹸類はまだ匂いが残っているが、
五年も前だ。
石鹸とはいえ油製品だし、酸化しているんじゃ・・使えるのだろうか。
そして、信じられないぐらい大量の和・洋食器、大量の茶道具(@_@;)
最期の難物だったよ。
ともかく、軽く三十年は二人暮しだったし、後の二十五年は一人暮らし。
その必要のない大量の食器を整理することなく、それらが入る食器棚を
買い増していたのにも驚くねぇ。やれやれ。
ともかく、そういうもの達を全て出して、袋に詰め込んで片付けていく。
多数の掛け軸(二十五年前に亡くなった祖父の物)当たり前だと思うけど、
一時的に羽振りが良かっただけだから良い物などまったくなし。苦笑、
木製、金属製から石まで・・の置物。

五月の下旬からほぼ一ヶ月と少しかけて、それぞれに頑張って
片付けていった。
五月末から・・週に一、二回。
多い時で週三回。
六月末まで・・猛然と片付けに付き合った。

でも、不思議だよねぇ。
片づけが進んでいくと、家の中の空気が軽くなって、風通しが良くなったというか・・
怖かった感じも本当に無くなって行くのがわかった。

本来の適量を越えまくった大量の物が発する、物欲、よどみとか・・
モロモロの感情?だったのではないだろうか。

それらが片付けられ、家から無くなって行くことで・・
ソレ等と共に渦巻いていたよどみが消え去ったという事か。


ともかくともかく・・お疲れさまな一ヶ月ですた〜。合掌

しかしっっ、昨日イキナリの梅雨明け。
長くて暑〜い夏の幕開けだねぇ・・
ともかく三ヶ月は暑いつー事は・・辛いねぇ。やれやれ。