痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

家族葬。

家族葬というものを初体験した。
実は、参列するまで普通のお葬式とばかり思っていた。
身内のこじんまりとした会葬は母方の祖父母の時に体験したが、
人様の家族葬二参列したのは初めてだった。
近しいお身内の方々の他は、私を含めて三名参列。

遺影の彼女は昔のまま・・
チョットだけオバサンさん顔にはなってるけど、
変わらないよ。

驚いたことに、苗字を戻さないままで、離婚されていたこともその時に知る。
ゆえに元ご主人はもとより、ご主人の親族の参加は無かったみたい。
空咳が続き、今年の初めに検査で肺がんがわかった特には、
全身に転位しており、もう・・手の施しようはなかったとのこと。
特に治療は望まず、亡くなる数週間を緩和ケアのためにホスピスで過ごし、
亡くなったとのことだった。
お坊さまの講和がたっぷりあり、お坊さまと一緒に通夜の禅を囲んだ。
一抹の寂しさもあるが、和気あいあいと一時間・・八時半に通夜禅は終了。
不思議に電車の連絡が良く、午後11時前に帰宅できた。

行きの道すがら・・赤い夕日。
車窓から海沿いにそびえ立つコンビナートのチラチラと燃える赤い炎。
喧騒の町並みに住まう者として・・
降り立った駅前の静かさに、空気の澄んでいる事に、新鮮に驚きつつ・・
この地で彼女は三十余年過ごしていたのかと・・葬祭場までゆっくりと歩く。

帰り道、もう来年は賀状がいただけないんだなぁと・・
寂しい気分。

Sさん、どうか安らかに・・・。
心から合掌。