目に入れても痛くない?
‥‥との言い方をするモノ。
そうそう、世間で言うところの孫である。
先日、 息子夫婦が四月に生まれた赤ちゃんを連れて夫婦揃って帰省。
お嫁さんが我が家に来たのは二年ぶり、二回目。
赤ちゃんは初めてだね。
正直な感想を述べさせていただくと、(冷たい祖母かもしれないけど)
『目に入れても痛くない』という感覚が『ホント無い』のにはビックリ。
なぜなら、自分の孫という感覚が何故だかあまりに実感なし。
生まれたときに会ったきりで、成長を身近に見ているわけでもない。
改めて・・息子に似ている部分をまじまじと探してみても・・
息子にもまったく似ていない、そもそもまる吉家の誰一人似ていない(苦笑)
男の子は母親に似ると言うから、多分お嫁さんの方にそっくりなのだろう。
お嫁さんも、自分に似ていると言ってるし・・。
で、目に入れても痛くない感覚が無い・・というのもなんだか申し訳ないが、
以前に、孫が何人もいる知り合い数人の話を聞いていると、
目に入れても痛くないなんて、アレは嘘じゃないだろうけど、本当でもないよ。
と、色々と例を出して断言していたので、なんかアタシは安堵している。
(聞いてて良かった・笑)
特に、遠方にいたりすると・・年に一、二回帰ってきても・・
数日間と長居されると普段静かに暮らしている爺婆は疲れてしまい、
心の中で早く帰って欲しいという気持ちになるというし、
また子供がズビズビに流行の風邪をひいて帰省する場合も多くて、
結局、子供達が帰ったあとでお婆ちゃんが風邪で寝込んだり・・。
経験者達の本音はリアルで大変である。
ともかく、来るものを拒む気はさらさら無いが・・
いまだに孫の存在が遠くて非現実なアタシである。
実のところ、主人もそんな感じだ。
ちなみに、久々に7キロ越えの赤ちゃんを抱っこしてあやした。
この重みを懐かしむ。
赤ちゃんがにっこり笑う笑顔のなんとも可愛らしい事。
息子や娘の小さい頃を思い出す。
シミジミ・・年を取った気がした。
しかし、ひとたび機嫌が悪くなり、何をしてもそっくり反って泣き止まない。
母親にお返しする。
すると安心したかのように泣き止んだ。
やはり本当の母親との結びつきは強い(当たり前ね)
久々にまる吉家は賑やかな二泊三日であった。