里親探し。
八月の半ば、近所にわざわざ車で来て、親子猫三匹を捨てていった輩がいる。
その後、子猫二匹はそれぞれ引き取られ、避妊や去勢をしてもらい家猫に。
人懐こい親猫は、その後・・野良ネコ生活。
近所の人にご飯をもらって生きてきた。
雌猫だから増えてしまうという事で、猫を捨てるのを目撃したお宅が
避妊手術を請け負って下さった。
一応市から野良猫の避妊手術は少し補助が下りる。
この親猫、人懐こいから、外にいるとかまってくれる人に寄っていく。
悲しいかな、昨今の動物虐待をする者の目に留まるのが怖い。
地域猫、もしくは野良猫は・・用心深く、あまり人慣れしていない方が
変な言い方だが・・どちらかといえば安全なんだよね。
捨てられてしまったけど、人見知りをほとんどしないので、元飼い主は
たぶん可愛がっていたんだろう。
アタシもなんとか・・この懐こい母猫に飼い主はいないかと・・
あちこち聞きまわる。
次女猫と三女猫の時にお世話になった保護団体さんにもアドバイスをもらう。
懐こい子なら貰い手はあるはず・・と励まされる。
その方から猫を専門に保護して下さる有志さんのお宅に空きがあれば、
貰い手がつくまで預かってもらえる(ただし有料)と聞いたが、
残念ながら、そこは現在定員オーバー。
さらに都内に住む妹に一縷の望みを・・。
姪は飼いたいと言ってくれたが、妹が教室を開いており、生徒さんに
アレルギーがいると困るから・・だめだった。
さらにさらに、とてつもなく薄〜いつながりの知り合いに猫カフェを
している方がいると聞き、ダメ元で聞いてもらったが・・やはり駄目だった。
さらに、我が家。
六歳を頭に年子で三匹。
四匹目は無理だと主人にたしなめられる。
一時、そのことで険悪なムードに(>_<)
そりゃわかってます。
主人は61歳だし、あたしは56で不健康。
昨今の家猫は軽く十五年くらいは生きるという。
一歳くらいの猫を育てるにはアタシたちは年を取ってしまった。
それ以前にやはり四匹となるとモロモロの負担はすごいだろう。
最近の傾向で、年寄りの飼っている猫の引き取りが大変だという。
古い家にたくさんの猫がいる場合が多い。
本人が高齢で施設に入るとか、病で入院とか急死もある・・が、
そういうときの猫たちの処遇に頭を悩ませる。
そういう迷惑はかけたくないと思うし、猫達だって不幸だ。
ただ、なんとか人懐こい若い母猫も幸せになって欲しい。
避妊手術をして下さったお宅にも猫が複数匹いるので、飼い主が
見つからなければ、台風が去ったら外に離して地域猫となる予定。
・・台風。
あっという間に去ってしまった・・
本日、台風一過。
悲しいほど青空です。
うう、、貰い手が見つかりまへん(/ω\)