痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

りんごちゃん。

ようやく気持ちの整理がついたから書いておく。

以前からちょこちょこと捨て猫のことを記載していたが、
結論からして、
アタシには母猫の里親が見つけることが出来なかった。

以前に紹介してもらった猫カフェからも、再度問い合わせをいただいた。
カフェの店員猫ではなく、里親募集で猫好きのお客さまに紹介できるから、
早急に写真だけでも送って欲しいとありがたい申し出だったのだが・・。
母猫を保護しているお宅では、都内まで猫を連れていきお見合い、もしくは
自宅内で、見ず知らずの人と猫のお見合いなど・・
かなりの手間を必要とすることには難色。
出来たら、近所で・・・という話だった。

その後、次々と問題が浮上した。
母猫を保護してくれて、避妊手術や譲渡をする場合のエイズ白血病
検査もしてくれたお宅も保護猫が四匹となってしまい限界を迎えていた。

正直な話、このお宅は猫が好きなわけではない。
見るに見かねて・・・という状況と行動力があるだけ。
さらに、保護してくれる家ある・・という噂が流れてしまっのかもしれない。
自宅前に子猫がまた捨てられてしまった。
ホント恐ろしいね。
一体どこで聞きつけてくるのやら・・(゚Д゚;)

ともかく、保護宅のご家族に状況を切れ切れに伺うと・・
母猫はどうも保護宅が居心地悪いらしく日中は隠れまくり、懐こうとしなかったという。
これには意外。かなり懐こい子だったのに。
さらに自宅内での保護の日数を重ねるうちに、糞尿を室内のあちこちにしてしまい、
保護宅は限界に達した。
トイレのしつけというか、訓練はしたのだが結局駄目だったとの事。
外猫で生きた方が良いだろうという事に・・。
その後、息子さんの知り合いで猫を見に来たいという人がいたらしいが、断ったという。
人馴れしなくなり、トイレもまともに出来ない・・。
人様に譲渡できる状態ではないと、判断された。
そして、母猫を台風の去ったあとの数日後、猫は放された。

のちに聞かされ、アタシは自宅近くで離してくれるものと思っていたが、、完全な思い込みで・・
何とも悔やまれて仕方なかった。
何も・・そんな遠くまで・・と、アタシも・・相談していた保護団体さんも
やるせない気持ちだ。
近くで離してくれればアタシは面倒も見る気でいたし、、、
そのことをしっかり伝えておけば・・と 反省。

でも・・本当に運の悪い子だった。
本来なら保護できたかもしれないのに・・。

ひそかに・・りんごちゃんと名づけていた。
姫リンゴみたいに小さな頭、くりくりした体。
何処かで元気にしていると思うしかない。
本当に御免よ。

実は、我が家はりんごちゃん騒動で、夫婦仲も最悪になっていた。
四匹も飼う事は猛烈に大反対の主人。
娘も、当家の三猫がそう仲良くもなく、微妙ながらも猫バランスは取れていたが、
それが壊れて大変なことになるんじゃと・・心配していた。

結局、隣家の判断でりんごちゃんは居なくなったと聞いて、
主人の機嫌も治っていた・・。

アタシは若いころ、やはり猫に関係して・かわいそうなことがあった。
その猫の分も・・幸せにしてあげたかったのに。

猫騒動で譲渡先を探してくれていた妹から、
お姉ちゃんは、今飼っている元野良猫三匹も幸せにしているから、
昔の猫のことなら、もう十分じゃないのかと言われた。

家族の協力なしでは個人の保護活動は根底部分で無理というか、限界があると感じる。

悲しいやら後悔やら・・自分の無責任さも腹立たしい。
今回、りんごちゃんに関して言えば、、
一つのご家庭が間に入っていたし、そのお宅の考えもあったし・・
結局、イの一番に保護することの行動が出来なかった自分。
それを、行動して親子三匹を保護してくれたお宅の思いもあったし・・
アタシが横から安易に口出すことはできなかった。

とにかく、あれからずっといろんな感情が渦巻いて・・
何とも切ない顛末となってしまった。