痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

喪中ハガキ。

数少ないアタシの賀状友の一人が亡くなった。
喪中ハガキが届いて初めて知った次第だ。

色々と事情もあったのだろうと察するが、なぜもう少し早く知らせて
いただけなかったのか・・残念で仕方ない。
夫婦仲があまり良くなかったせいもあるのだろうか。
それとも、アタシだけが友達と思い込んでいたのかもしれないと思うとちょっと複雑。

0さんは、親の面倒を見るという名目で親御さんの知り合いの紹介で婿養子さんをもらった。
三十年以上前の事だから・・入り婿というものよくある事だった。
しかし、その後0さんから愚痴を聞くことになる。
三姉妹の末っ子だったのに上二人はさっさと嫁に出てしまい、残った0さんが同居という形で家に残った。
が、両親の『住まわせてやっている』という物言いや態度に嫌悪を感じて言い争いになったりしたという。
さらに家を出た姉二人ばかりに良い顔をして、0さん夫婦はないがしろだと憤ってもいた。
当然のごとく、婿さんも両親とはうまくいかず、早く会社が終わっても家には帰らず、寄り道をして時間をつぶしてから帰宅しているのを知り申し訳ないとも言っていた。
もっと早い時期に夫婦で家を出ていれば良かったのかもしれないと、弱気発言もあった。
長男は大学在学中に引きこもりとなったり・・。
その後、両親が相次いで長患い後に病死。
さらに不況からご主人のリストラ等々・・。
傍から見ていると、家庭内は常にゴタゴタし続けている状態だった。

今思うと、ずっとずっと長い間・・Oさんはストレスにさらされていて、
その先の胃がん発症かもしれない。

以前に電話で聞いた話だが・・。
三年前の春先・・胃の不調があったもののしばらく放置。
夏になりようやく受診。
診断は胃がんで、早々に胃を全摘すべきと告げられた。
術後五年、再発が無ければ・・と言っていた。
昨年の賀状では、『ゆっくりだけど、大分回復してきたよ』と記載されていた。
時折、メールもしたが、何をどう励ましてよいのか、、アタシは空回りだった。
逆に友人も、アタシの病気について、、どう言ったらよいのかわからなかったろう。
今年は我が家が義祖母の喪中で賀状のやり取りはなかった。
そして、先日喪中ハガキが届いた。

Oさんの旦那さんとはほとんど話したことはない。
会ったのは、三十年近く前に一度だけ。
喪中ハガキに記載されている番号に電話をかけたとして、
旦那さんに一体何を話したらよいのかもわからない。
もう、、今となってはどうしようもないよなぁ。

こんなにあっけなく・・・
もう二度と会う事も話すことも会えることも無いんだ。
そう思うとなんか…胸の奥がぐぅぅと暗くなる感じ。

しかし、高校時代の友人と知人はもう五人も亡くなっている。
乳がん、多臓器不全、くも膜下出血、肺がん、胃がん・・・
みんな・・一体どうしたんだろう。


Oさんは、高校入学後のクラスで・・同じクラスには同じ中学から来た子は誰もいなかった。
心細かったアタシに・・彼女自身も心細かったのか、勇気を出して話しかけてくれた。
それ以来、ずっと細々と40年の付き合いは続いたのだが・・
すぐそばで笑ったりしていた彼女がこんなにも早く・・
この世から去ってしまうなんて思いもよらない。

記憶の中で生きている彼女たちは・・元気そのものだというのに・・


それにしても、アタシの周囲は元気な長寿オババが多いから・・
50半ばで亡くなってしまう事に『あれまぁ』と驚かれている。
あの世へのお呼びは年の順ではないとシミジミ感じてしまう。

Oさん、どうか安らかに・・心から合掌。
Oさん、、どうか安らかに。