痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

外猫のこと。

昨年、近所の高齢の猫を保護してほぼ一年弱、面倒を見たが、
新たな若猫が我が家の玄関先に陣取り、高齢の保護猫はあっさりと場所を譲った形になった。
保護猫は元の場所に戻り、相変わらずの外暮らしではあるが、飼い主宅の
人達が戻ってきたという事で以前よりも面倒を見ている感じで安堵している。

若猫が来てから我が家周辺の猫の相関図が変わって来た。
この若猫も、もとは捨てられた子猫であり、面倒見ていたお宅があったが、、
同居の孫にアレルギーが出たとかで、あっさり外飼いされた。
で、我が家の玄関先に陣取っている。
さらに保護猫用の寒さ除けで作った箱の中に若猫がちゃっかり入ってしまい、
以来・・保護猫は玄関先から去ってしまったという経緯。

さらに、先週位から一歳前後の別の猫がまたも居座っている。
あまり人なれしてなくて、顔を見ればシャーシャー威嚇してくるので、
『シャー』と命名
ガンダム赤い彗星(シャア)には程遠いけどさ・笑

それと、保護猫の上を行く二十歳の外飼いのおばあちゃん猫も時折我が家に来て餌をおねだりしてきたりしたが、その猫を最近見ないし来ないなぁ・・と思っていたら、、
猫のことを知る人からのまた聞きだが、先月の初めに車にはねられてしまい死んでしまったと知った。
住宅街でスピードを出して一通を逆送する乱暴な運転をする輩に
ひき逃げされたじゃないかと・・。
以前にも同じような場所でリンゴちゃんの子供猫が車にはねられて死んでしまったから・・まさか同じ車?
年取ってて動きも緩慢だったから、素早く動けなかったのかも・・
ともかく、、二十年も生きて最後は交通事故死か・・・。
そもそも初めの頃は自宅で飼っていながら、人生後半から外に出されてしまい・・
最後はきつかったろうと思うのだが、そんな素振りもせず、
何処か達観して飄々として感じだったよ。
我が家では顔から雄だと思い込み、大五郎と呼んでいたけど、のちに雌猫だわかって娘と大笑いしてしまったのも懐かしい記憶。合掌

そうそう保護猫とはすごく似ていたので、血縁があったのかもしれない。
保護猫自身も六年くらい前から外暮らしで十八歳。
長寿の家系かな。

ともかく、外猫達は・・入れ替わりつつ・・野良の数は減らない。
近所の団地では、子猫がまた生まれていたとか聞くと暗澹たる思いだ。
一体あの広大なペット不可の団地にはどのくらいの猫が住み着いているのだろうか。
多分、我が家周辺もかなり野良猫が多いので、そちらから流れてくる子もいるような気がしているよ。

犬より猫を飼う世帯が増えて来たという話だが、散歩も行かなくて家で飼えるという理由もあると聞いた。
猫は犬よりも楽だというイメージが強い。
さらに、飽きたとか、引っ越しとか、飼えなくなったら外へ放せばなんとか生きていくとか、、安易な考えが多い。
飼い猫が外で暮らすのがどんなに大変か・・地獄だろう。

まず、餌場を見つけたとしても、そこにはもう古株の強い猫達が居る。
追い払われ、果ては喧嘩で怪我をすることだってあるだろう。
餌をくれるお宅を見つけても、最初は新顔を暖かくは迎えないだろう。
その前に、『何だお前?』といつものメンバーから威嚇されて追い払われるだろう。
さらに自分の居場所すら確保するのは難しい。
そして冬の寒い夜、暖をとる場所もわからず、喧嘩と空腹と寒さで風邪を引き・・
体力を益々失い、目も鼻も風邪からくる炎症でぐしゃぐしゃ・・
毛並みも薄汚くなり、やせ衰え・・死を待つのみ

こういう末路をたどらせないためにも、飼うならその猫の一生を引き受ける覚悟が欲しい。
昨今の猫の寿命は十四年越えと聞く、気の毒な猫を増やさぬためにも、飼い主、飼うことに手を出した人間が責任を持つしかないんだよ。
秋っぽいヒトや時間が不規則なヒトは安易に猫に手を出さないでほしいね。