痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

改めて・・下流老人を考えた。

最近やたらと耳にする『下流老人』ちょっと嫌な響きだよ。
流行語でもノミネートされていたよね。

さらに最近聞こえてくる、、
貧困女子・貧困ビジネス・子供の貧困・貧困家庭・ワーキングプア・・
一体どうしたんだ日本。
敢えて言いたい、オリンピックなんてやっている場合かよ。

丁度記事を目にしたので、老親の貧困の言葉として『下流老人』を
改めて記載してみる。
下流老人になってしまうパターンというのがあるみたい。
以下、記事より抜粋。↓

・病気や事故による高額な医療費の支払い
・高齢者介護施設に入居できない
・子供がワーキングプアや引きこもりで親に寄りかかる
熟年離婚による年金受給額や財産分配
・独居老人状態での認知症の発症

さらに記事を読んでいると・・・
下流老人にならないために老後後破産を回避するには、
年代ごとの家計のリスクを克服することが重要とか。
まずは人生の一つの分岐点でもある『50歳もしくは五十代前半』からの
意識の持ち方とか、それぞれ各年代にふさわしい家計管理を行うことで、
老後も安心の『安泰家計』となるつ〜話。


でもさ、 再来年には消費税が8%から10%へ引き上げられんだよね。
これは社会保障に回されるから、ブースカ文句を言ってる御老女の面々は
ちょっとおかしいかもしれないけど、、
しかし、一体どれだけの貯金があれば下流老人にならずにすむのだろう。
今は昔の『私は年金をきちんと積み立てて いるから安心』なんて話は
五十代後半のアタシですらもう夢物語だよ。
そもそも20才から60才までの最長40年間国民年金に加入して、
満額受給できたとしても、生活レベルは生活保護にも及ばないということは、
何も生活切り詰めてまで年金かけても仕方ないじゃん。
年金よりも生活保護費の方が多くもらえるなら、年金の分も生活費に充てて年金は未払いで将来は生活保護でやらせてもらうわ。
という構図も許されるわけだよね?

変な話だが、、こういうのも下流老人転落なのか。

ここからは記事抜粋↓
2014年に総務省が調査した家系調査によれば、夫65歳以上、妻60歳以上の高齢夫婦無職世帯が衣食住などでひと月に支出する総額の平均は約24万円。
しかし今後は国の財政難から年金受給額は年に1〜2%ずつ減らされていくとかいう話。
さらには2017年の4月から消費税は8%から10%に引き上げされる予定。

年金だけで生活できるのは生涯平均年収が600万円の高給サラリーマンのみだと。
高齢夫婦無職世帯の可処分所得(すべての収入から税金や社会保険料を引いた額)の平均が月約18万円だといわれるので、毎月の赤字額は6.2万円になる
計算になるというのです。
つまり高齢世帯はこれからも毎月6万円を稼ぐか、貯金を切り崩していくしかないということに。
となると65歳〜90歳までの25年間で最低1850万円の貯金が必要になる計算になります。
しかし専門家はさらに警鐘。
自宅に住み続けるためのリフォーム費用、車の買い替え、突発的な医療費、年金の減額などを考慮すると、プラス1000万円は必要だと。
つまり1850万+1000万で合計2850万円もの貯金が必要だということになります。
トンデモナイ数字ですが、これをこの時代にどう貯金、調達、稼げるのか暗澹としますね。

・・・・と、なっており、記事は賢い資産運用云々と・・話しは続いていた。

資産運用も、一般的日本人には合っていないんじゃないのかね。
そもそもハイリスクハイリターンなんて恐ろしいし、
元本割れなんてのも高齢者の資産運用には意味がない。
下流老人まっしぐらですがな。
しっかり勉強して取り組むことだから、投資が見についていない日本人や
今の高齢者にはそぐわないじゃないのかね。
銀行のヒトイワク、やっている人はきっちりとやっているらしいが、
安易に手を出すものではない気がしている。

とにかく結論として『金』というキーワード以外にはないね。

金を少しでも持っていないと・・
どうしようもない老後なんだよ。

そういう事なんじゃないのか。

北欧のように社会保障の充実した暮らしだから将来のための貯金は必要ない。
そもそも貯金すら出来ないほど税金を持っていかれるんだから。
それでも、老後に何一つ心配ないから高額納税を受け入れる。


日本のように高齢者や認知症患者を家庭内や家族が職を辞めてまで面倒見るなんてことはない。
高齢老人だって一人暮らし。
体が不自由だって、介助してもらえば暮らせるなら自身の家で通いのヘルパーが四交代で面倒を見てくれる。
介護用品で欲しいものや、必要なものがあるなら、数時間で手元に届く。
とにかく寝たきりにはさせない。
自分で出来ることはやらせる。
自立の社会。
安易にすぐに介護施設などには入れない。
ただ、認知症となったり自分でできなくなって来たら、その時が施設の登場。
当然待ちなど無い。
認定されれば即、介護施設だ。
そもそも家族が高齢者の面倒を観る為に職を失うことなど無い。
何せ、働き手は大事な納税者なのだから。
働き手の手を煩わせる介護などあり得ないという事がこの社会保障大国の凄さだと思う。


タダ、そこまでの社会保障国家として成立させるには、国民は多くの痛みも伴った。
その痛みを受け入れつつ改革にまい進したのちに安定した社会保障国家を
手に入れたという事だ。
日本は、なんでも中途半端な感じがする。

そもそも、良いとこばかりに目を奪われ、社会保障大国の真似はしようとするが、
その社会保障大国として成り立つまでの道のりや痛み、困難を見ずに、
結果だけに目を奪われて真似したいという。

それは本末転倒だし、長続きはしないよ。

それは何も老人のことだけではない。
社会保障大国は女性や子供にも、社会保障の手を差し伸べている。

すべてを真似することは日本の土壌や国柄として無理もあるだろう、
しかし、何の痛みも困難もなしに社会保障大国の良いとこ取りなんて
机上の空論でしかない気がする。

一億総中流社会なんてもう、過去の話し。
一億総活躍なんてのも夢物語。

オリンピックですら、開催に際しての金勘定もまともに出来ないような役人たちに、
日本の将来の社会保障がまともに描けているのか、、
増税して金集めて配るだけ、、。

そら恐ろしくもある。

下流老人から話はそれまくったが、
根底には、国の国策や屋台骨がシロアリ政治家どもに戦後七十年・・
ボロボロに食い尽くされているという構図が透けて見える感じたがする。

結局今の日本は、金持ちしか豊かに生きられない。
後はカツカツの暮らしをしていくしかない。
なんかそういう風に感じてしまう。

ホント暗澹たる思いなっちゃうよ。

支離滅裂に書きなぐり・・終わる(;^ω^)