痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

長野スキーバス事故。

将来ある学生さんたちが多数亡くなったのは記憶に新しい。
これから先、何十年もあったであろう人生を思うと、気の毒としか言いようがない。

事故後の色々な情報によれば、バス会社の過失は否めないのでは。

・バスの運転手は六十五歳で、以前はマイクロバスしか運転したことが無かった。大型バスは苦手と会社には伝えていたが、事故前までで都合四回、大型バスを運転している。
・スキーバスは今回が初めて。

自称車好きのアタシから見ると、、
この六十五歳の運転手はマイクロしか運転したことないという事一つとっても嫌な感じがする。
車を運転する人ならわかると思うけど、
例えば軽自動車から大型のステーションワゴンやSUVに乗り換えたとする。
三菱好きのアタシ的に言えば、ミラージュから新型アウトランダーに乗り換えた感じ。
パジェロイオから新型アウトランダーでもかなりの車体の感覚差があるよ。
年齢的な事にもよるだろうけど、車の大きさで運転感覚はかなり違う。
で、例えば、買い替えた大型車で遠出するとなるといきなりは、、やはり怖い。
何度か近場で乗り、体の感覚を慣らしていかないと。
アタシ的な感覚で言うと、車と一体化するという感じ。
横がどのくらいか、後ろはどこまでか・・曲がる時の前の長さとか・・
乗り慣れると体の一部という感じで、どこまで大丈夫いう感覚がわかって来る。
旅行時に、レンタカーを借りるのも、いつも乗っている車種と似たものを
選ぶといいんじゃないかな。

で、今回のバス事故にいくつか要因があったんだと思う。

☆六十五歳で初めて大型バス運転
これは専門家も驚いていて、六十五歳以上で大型バスの運転手は居るが、
それは若い頃からずっと乗っていて六十五歳以上となったのであり、経験豊富で慣れているが、六十五歳で初めて大型バスを運転するというのは聞いたことが無いという。

あと、アタシ的に思うのは、慣れていない大型バスでクネクネの山道走行をしていたとしたら、ブレーキの踏み過ぎで、バスのブレーキの利きが悪くなっていたか、利かなくなったのでは・・と思っている。
昨日くらいからニュースでも『ペーパーロック現象』に陥っていたのでは・・という説明もあった。
長い下り坂などを走行中に、フットブレーキを踏みすぎてしまい、ブレーキが効かなくなる現象よ。
そもそも山などの坂の続く道でフットブレーキを酷使すると、ブレーキが過熱し、伝達経路である液圧系統内部に蒸気による気泡が生じ、力が伝わらなくなり、ブレーキを踏んでも効かなくなる恐ろしい状況。

とあるサイトでは、
車で採用されている液圧式ブレーキでは、どうしても起こってしまう物で、長い下り坂や急な下り坂を走る時には、注意しなければなりません。
‥となっている。

これを回避するのは、低速ギアやエンジンブレーキの多用だね。
スキーバスの運転手さんも頭ではわかっていたのがもしれないが、
・慣れない大型バス。
 車体の大きさ、重量感の体感がしっくりとわかっていたのか。
・ブレーキの効き方かけ方
 マイクロとはかなり違うという感覚に慣れていたのか。
・山道の夜間走行
 夜、道を照らすライトが殆ど無い山道
 地元のドライバーでも夜は危険だという山の連続急カーブ
・初心者にありがちな怖さからのブレーキばかり踏んでしまう状況が、
 慣れない大型バスの運転でも怖さからブレーキを踏みまくっていた可能性。

大型バスで夜間にあのクネクネの峠を抜けていくなんて、慣れていても怖いし危険だという。
まして、大型バスにはまだ四回しか乗ったことのない高齢ドライバーで、
その大型バスも苦手だと言っていたのに・・・。
運転手も、、本当に怖かったろう・・。
昨日ぐらいから山道についていた監視カメラの画像が流されている。
それからは、居眠りどころか運転手は必死に制御していたのではないかと言われている。
なぜなら、大型バスのテールランプは真っ赤に光っているからだ。
つまりブレーキを踏みまくっていたというのがわかるんだよ。
しかし、バスのスピードは七十キロは出ていたという事になると、
もうブレーキが効かない状態に陥っているという事だよ。
そうなってくると、運転はどうなるんだろう、考えると恐ろしいよ。
単純に、、パーキングブレーキを入れたりして試す・・
いやしかし、バスが高速で暴走しているから、片手をハンドルから離すことは無理かも。
一人ではパーキングブレーキを入れるなんて出来ないからもう一人補助が必要だよね。
予備の運転手は、どこか別のところで仮眠中だったのかな。
フットブレーキは効かない、下り坂で益々スピードアップ・・
後はもう壁側があればバスをこすりつけて走行する・・
でも、もうバスが七十キロも出ていたら、、それは無理だよね。

でも、一つの希望として・・もう一人の乗務員が、とにかく叫んで乗客を起こし、
『体を丸めて、ショック態勢を取れっっ』とか、事故に備える態勢を取らせていたら、
皆が若いということで、もう少し助かった人が多かったかも・・とも感じてしまう。

どれもただの思い付きではあるけれど、今回のバス事故は旅行会社、バス会社、運転手、、多くの人災をはらんでいる気がするよ。

バス車体も含めて原因究明はしっかりしてほしいね。

罪のない若い命に、心から合掌。