猫の避妊に思う。
先週は、、母の事も含めて‥とにかく色々とあった一週間だった。
もう一つ、汗したことがある。
近所の住人が放置、放棄した雌猫の避妊。
以前、外に放したときに避妊しているのかと尋ねた時があるが、
その家の子供は、分からないと言い、お父さんが知っていると言っていた。
どう見ても避妊はしていないだろう、この冬・・
やたらとどこからともなく雄猫が集まりだしていた。
そして、、案の定・・。
最近やたらと横っ腹が出っ張って来ていて、妊娠は間違えないと思った。
それも、もう出産間近なんじゃないかと・・。
放置して面倒もまともに見てないその家に許可じゃないけど、
その家の息子に子供を産んでしまいそうなので避妊手術をするかもしれないと伝えた。
その答えが、雌猫は高いから、しないでいい。
子供生まれたら母猫も子供も全部面倒見るから・・と、
これまた『出来もしない』『かつてやったことも無い』事を口にしたので、
内心怒り心頭のアタシ。
こりゃだめだこの家に何を言っても・・金云々じゃないんだよ。馬鹿。
とにかく急いで避妊手術。
一番近くの我が家の行きつけの動物病院は、四月末まで予約一杯との事で、見てもらえず。
野良猫だからか・・ちょっとショック。
保護団体の知り合いに急いで連絡。
当日受け入れOKの医者を紹介してもらったが、隣の隣の市なので、
車で四・五十分くらい。
腕のいい先生で腹を切る大きさが通常の三分の一。
溶ける糸を使用し、三か月くらいで無くなるらしい。
手術予定当日の朝、上手く捕まえられたので午前十時過ぎに入院。
午後四時に迎えに来てということで・・
無事に手術終了。
傷跡も確かに小さい。
手術代も野良猫価格で感謝でいっぱい。
本当にありがとう先生。
案の定、四匹の胎児がおなかに居た。
後二週間くらいで生まれていたから危なかったねと先生が言った。
元飼い主は無責任に、生まれた子供は全部面倒見るとか言ってたけど、、
親猫を含めて5匹も・・持て余すに決まっている。
この子すら持て余して外に放棄したんだから。
ともかく野良猫増殖を防いだという事で安堵した。
現在、母猫になりそこなった麦ちゃん(仮)は元気です。
先生曰く、今までたくさん雄猫が集まって来ただろうけど、
もう鼻もひっかけてもらえなくなったから・・安心だね。
麦ちゃんは発情から解放されての平穏な猫生を歩んでいくことになった。
ちなみに猫放置している家人は麦ちゃんが避妊したことも気づくことも無い。
正直、ずっと気づくなよ。
昨今、猫ブームと言われている。
このブームになんか危惧。
だって、昨今のおもちゃの『妖怪ウオッチ』じゃないけど、
あっという間にブームは終わったりするでしょ。
猫の事知らな過ぎる人までが猫に手を出すから。
猫の一生は平均で14年、軽く17年くらい行くからね。
飼うときはしっかり自分(飼い主)の人生を考えるべき。
飽きたら捨てる、増えたら捨てる・・が増えそうで怖い。
生き物だから、その一生を面倒見てよ。
特に雌は繁殖を希望しないのなら早めに避妊してほしい。
無論、雄の去勢もね。
猫は交尾すると確実に妊娠する。
そして、2か月くらいで出産となるので、繁殖力は凄いからね。