診察日とか色々。
先日、リウマチ性多発筋痛症の診察。
既にこの病になって五年の歳月。
現在、ステロイド六ミリで安定。
五年かけてようやく六ミリまで減らせた。
当初二十ミリから始まったが、ステロイドを減らしていく段階で、
この五年、何度再燃したのかわからないくらいだ。
いよいよ憧れの五ミリ安定が見えてきたが、、
焦ってはダメという事で、ともかく六ミリで半年は慣らしていくとの事。
この所の三菱自動車の行く末も気になるが、
まずは、すい臓がんの母の手術の事。
高齢だけど母の強い希望で手術することになった。
手術しないであちこち転移して二年くらいで死が見えているのは絶対に
我慢できないという。
まだ初期段階なので、取れるものはすべて取り去り、悔いなく・・
出来ればあと十年くらいは生きていたいという事だ。
先日の執刀医からの術式説明で、アタシ達兄弟は驚くばかりだった。
果たして八十半ばの老女の受ける手術なのかと、、恐ろしくなる。
内臓のあちこちを切った貼ったの・・組み替えたり繋げたり、、、
そんな手術を受けられるほど母は年の割には元気らしいが・・。
くっつくのか・・老婆の内臓は。
ともかく、そんな恐ろしい手術に挑戦する母は死にたくないという一心。
かと思えば、
『若いヒトを差し置いて、私のような先の無い人間の手術なんて先生に申し訳ない』
と、明らかに本心ではないことを言うので辟易している。
アタシはふと思うのね・・。
大手術しても明らかに八十半ばの人間、健康オタクの母だとしても
もしかしたら今回のがんは寿命なんじゃないかと。
これほどの大手術後どのくらい生きられるんだろう。
かわいそうだという感情はなぜか湧き起らない。
ここまで来るのに、母とは本当に色々とあったというのに、
母自身はすっかり忘れて?自分は良い母親だと豪語する。
それもホント嫌だ。
そして、いまだに悪口しか出ない義父に、そして死んでなお今でも憎しと言い切る義母に、喧嘩の絶えなかった父に、手術が成功するようにと手を合わて墓参りしてきたと。
何とも身勝手だよなぁと飽きれたよ。
そもそも母は被害妄想が凄いので、勝手な想像で祖父の事も義祖母の事も、、
本来言っても居ないこと、やっても居ないことを、こう思っているに違いない・・と、想像でモノを言う。
そういう事で父とも大喧嘩になっていた。
想像だけで、本人から何も言われてないのに、そうに違いない、そう言ってるに違いない、、という想像なのに『言ってる』『やってる』と言うのだ。
ずっとそんなことに振り回されている。
事あるごとに、妄想炸裂でありもしないことをさもあるように言うのも変わってない。
なんかアタシ達兄弟は、すでに疲れている。
母の生への執着に・・当てられているんじゃないかと。