痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

実家の片付けにピリオド。

昨年夏に亡くなった母が一人住まいをしていた自宅兼アパート。
今年の春くらいから妹たちと時間のある時には大いに色々と片付けた。
ずっと実家に置いたままの机の上に置けるくらいの仏壇は、
先日ようやく弟の家へ運ばれた。

さてさて、いるモノは持ち帰り、残された売れるものは売り払い、、
捨て置くモノは廃棄の方向で・・・
近所のオフハウス、ハードオフブックオフ古本市場も・・
かなり世話にはなったけど、、オフハウス系の買取り価格はシビアだねぇ・・マジで。
大体、店での販売価格の十分の一くらいじゃないかな。
何つ〜か、、確かに要らないものけどね・・・イヤハヤ。

ともかく、今週末に業者が入り片付けはすべて完了となる。
母の住んでいた部屋も賃貸として貸し出す方向で、リフォームする予定。
昔からの色んな事を片付けの傍ら妹と話した。

父は、十年前に認知症の義祖母宅で倒れて亡くなった。
死因は心不全という医師の判断らしいが、不幸なことに倒れたことが理解できず、寝ていると思い込んでいた認知症の義祖母ゆえに、どういう状況だったのかは不明のままだ。
その後に義祖母の認知症が進み、、施設に入所し四年前に老衰で亡くなる。
それにてようやく不仲の夫や夫以上に大嫌いだった姑がこの世を去り、
夫の遺産は土地と建物だけだったが、もともと裕福家から後妻として家に入った姑の遺産を手にして悠々自適に晩年を謳歌

亡くなる数日前に吐き捨てるように自分の人生、ちっとも良い事なかったと
あたしに言った顔が怖かった。
今でも思い出すとぞっと来る。

あたしと妹が育ってきた過程での、母の本当に嫌な部分を妹と大いに吐き出した。
大人となって、母として、親として・・客観的に母の言動を思い出しても、
やはり母の性格はおかしかったよ。
おかしいというのは、楽しい性格の意味ではなく、異常という方のおかしいである。

あたしたちに浴びせた色々な心無い言葉、行動、、。
結局、母の最後の悲惨で、、自分の描いていた老後とはかい離した、
不本意な死にざまが物語っているんじゃないかと思った。

あたしももし、そういうことが最後に来るとしたら、、
どんな死に方なんだろう。

母が、あたしに妹に・・してきたことのモロモロを、極力避けての子育て等だと感じている。
ここまで生きてきたあたしに母は、人としての反面教師だと感じている。
ああなりたくない、ああはなるまい・・。
どこまでも、母に重ならないように生きてきた気がする。

もろもろの思いとともに、母の持っていたものは何一ついらないと断った。
もう、二度と親族一同で集まることもない実家。

唯一実家から持ってきたのは、父が好きだった貝殻の缶が三つほど。
買い求めたものや若いころ神奈川の結核療養所のそばの海岸で海で拾ったもの・・
父の貝にまつわる話がなんか懐かしい。
でも、この貝たちも、、あたしの思い出の中のものであって、、
あたしが死んだあとは、娘や息子には、ただのなんの変哲もない貝殻でしかないんだろうね。

でも、それでいいんだよ。

そういうものだよね。

ともかく、モロモロの重たい感情とともに、片付けも終わり。

終わりなんです。