寂しくて、悲しい。

まだ書いてる途中なのに勝手に更新てしてしまった。

海老蔵さんの妻の麻央さんの死去から早一週間。
お涙ちょうだい風なつくりの報道に、もう静かにしてあげれば・・と
過熱報道には辟易していた。

人間のこととは違うが、一つの死を予見。
たぶんもうどこか人知れずに亡くなっているだろう。

麻央さんの亡くなる前後・・ほぼ同時進行で、、
近所数軒で世話していた地域猫のまだ三歳になるかならないかの小柄な女子猫に体調不良を感じた。
昨年の三月に避妊手術をさせて野良の増えるのを阻止。
その後は気の強い元気な鉄火娘で近所を駆け回っていた。
秋に、どこかから流れてきた前足にけがをした子猫の男の子を自分の子のように面倒見てかわいがっていた。
その子も今では倍くらいの大猫になったが、母代わりだった女の子には
いまだに夜になるとべったりと寄り添っている感じでほほえましかった。

あたしが食欲ないかな・・と感じたのが先週の月曜日。
たぶんもう少し前から具合が悪かったのかもしれない。
動物は具合の悪いことを隠し通す。
人間がおかしいなと感じた時にはもうかなり悪いという状況が常だ。

水やご飯を受け付けなくなるとほぼ二週間で死を迎えると聞く。
もっとしっかり見てあげればよかったのが悔やまれる。
具合が悪そうだと感じたのが先週の月。
実は先週は実家の片付けが佳境で連日通っていた。
金曜日に丁度車のボンネットに寝そべっていたので、しっかりチェックしてみた。
目ヤニも鼻水も出てないし、顔はきれい。
下痢している風でもない。
体を触っても嫌がらないし、耳を触ると平熱というか、熱は全くないと感じた。
その時は大したことないのかなと思った。

しかし、その翌日から・・うちにはご飯の時間に現れなくなった。
最後に見たのは今週の月曜の夜、ベランダから道路を見た時に道路に座っていた。

最後の目撃はお世話していた裏のお宅から、、火曜の朝・・
相当に具合が悪い様子だったと・・聞くが後の祭り。
その人も医者に連れていくが迷っているうちにいなくなってしまったという。

以来、ぴったりと見かけなくなってしまった。

昨夜、いつも夜には一緒に居た大猫が寂しげに道路に座っていた。
何かの感染力の強い悪性の伝染病であれば、、
この大猫も・・？

たった三年の命・・とは。
なんともかわいそうだ。

しかし、相変わらずもう一体何歳なのかわからない長老の老婆猫・・。
十八歳くらいかな。
今日も年相応に元気。

人間もそうだけど、こんな猫達すら、、
死は年功序列ではないんだね。

寿命とは・・不思議だね。