西城秀樹に合掌。
西城秀樹の告別式。
物凄いたくさんの中高年ファンが見送ったね。
青春時代を彼の歌と共に送った人たち。
思い返すと、アタシが中二の時、新御三家が大人気だった記憶がある。
当時仲の良かったSちゃんは野口五郎のファンクラブにも入会して、
下敷きやたくさんの切り抜き、熱心な大ファンをやってたよなぁ。
アタシはと言うと、どうも芸能人とか歌手にはあまり興味が無く、
もっぱら少女漫画から少年漫画、はては青年誌まで読み漁る『まんが命っ子』だった。
でも、漫画を読み漁る傍らで、つけっぱなしのラジオからは当時の流行歌がガンガンに流れてた。
Sちゃんには申し訳なかったが野口五郎は新御三家の中でも好きじゃない方。
顏長くて、足も短くて(すまん汗)・・歌も何か・・ぼや〜としててインパクト無い感じで・・。
郷ひろみも・・なーんか軽いというか、、勢いだけのヒトって感じで・・
という事で、強いて言えば、西城秀樹派。
ヒットも多かったけど、歌はダントツで上手かったよね。
葬儀でも流れていたブルースカイブルーは、好きな歌だったよ。
残された、まだ年若い三人のお子さん達・・。
西城秀樹が凄かったのは、多分彼らが生まれる前の事だろう。
お父さんが、以前はどんなに物凄い大スターだったのか・・
実子であっても、あの年頃の子達にはピンと来なかったかもしれないよね。
でも、告別式に詰めかけた物凄い数のファンの人々の姿。
お父さんがどんなに多くの人達の心の中に居て、
その人たちの青春時代の苦楽をともに過ごしてきたのか・・
まざまざと見て、そして知ったのではないかな。
告別式の様子を情報番組等で見聞きし、
当時の事とか・・色んな思いと交差してしまい、何か不思議に涙が止まらない。
飲料水のコマーシャルで安藤サクラが、『大人って長いよー』
『もうずーっとずーっと大人なんだから・・』というところ。
私の知人や友人たちが、早くに亡くなった事を思うと、、
『大人って長いようで長くないよ・・』
『だから、精一杯、今を生きるんだよ』
・・って、言いたい気分なんだ。
ともかく、西城秀樹に心から合掌。
しかし、昨今の流行りの歌。
後世まで歌い継がれるものってあるんかね。
異常にアップテンポだったり、高音、低音の上下の激しいのとか、
やたら裏声になって歌い続けるのとか・・
結局、自分が年寄りになっても歌える歌って、、
あんまりないんじゃないかい。
やはり昭和の歌は・・良いよ〜(;^ω^)