まずは近況・その三
密かに友人と思いたい知人Oさんの事。
ご主人が、関西の山間部の方に一人で住むお母さんの介護で、
都内での仕事を退職し、関西の田舎へ単身帰ることに。
Oさんは都内の某学習系の会社に勤めており、辞める気も無いので、
そのまま都内のマンションに社会人の息子さんと残る。
時折都内のマンションに帰省するご主人だが、
Oさんは『たまに帰ってくる旦那が、お客さんみたいに感じる』
と言ってます。
何かそのニュアンスが凄く判る感じがして、はっとなりました。
自宅から出た息子もそんな感じかするようになっていたからかも。
それを言い当てた言葉のようで衝撃でした。
やはり息子が帰ってくるととても嬉しいのですが、
たかだか、離れて三年ですけど、
実際は、どこかもう以前のような密接な親子関係ではなく、
なにやらたまに来る親しいお客さん風です。
息子の必要なもの身の回りのものも殆どの物を北海道におくり、
自宅には着替えやら大量の文庫本や薬科で使った本や参考書、
軽音サークルの残骸くらい。
それを段ボールに片付けちゃったら、箱三個で押入れに。
着替えの入った整理ダンス一つとシステムベットのみ。
ガランとした部屋は今は猫の部屋みたいになってます。
だからか、自宅にそんなに愛着みたいなものが無くなったのでしょうか。
今住んでいるところが息子の自宅でいいと私も思うのです。
ちなみに私の実家も、私が嫁に出たらとっとと片付けられて、
自室はなくなりましたもの。
子供の部屋は出た当時のまま・・という方は、私には何か凄いです。
(行方不明とかは別にして)
ともかく、色んな意味で、、幸せに見えても・・
ウチも同様ですけど色々と事情はあるんですね。