言いようのない差を感じる。

ニュースは連日拉致された後藤健二さんのことばかりだが・・
その前に、あまりにもあっさり殺害されてしまった湯川さん。
その後、ニュースでもほとんど報道されていない。
まるで居なかったかのよう。
後藤さんの持たされた写真にモザイクがかかっていたが、
モザイクなしの写真には首を切られてその首が横たわる胴体の上に
乗せられている・・と言う酷いものだった。

そもそも夏に拉致されて以来、一時は、何度も報道されたいたが、
日々、色々な事件が起こり・・記憶の端に追いやられて・・
そんな事あったねー、、みたいな感じだった。

今のように、日本政府は湯川さんに対して何らかの救出のアプローチを
していたのだろうか？
何処かの国に救出を打診してしていのだろうか・・。
完全に忘れ去られた存在だったのでは？
だから安倍首相は何事もなかったように湯川さんに危害が及ぶかも？
という感覚もなく、中東歴訪なんぞしてしまったのだろうか？

湯川さんの遺体は、何らかの手段で戻ってくるのだろうか。
そういう事すら何も報道されない。

逆に、後藤さんは仲間のジャーナリストたちが救出支援の輪が広がっている。
国を挙げて救出に全力を尽くす・・と言う勇ましさだ。

この差はいったい何なんだろう。
どちらも日本人だよね。

あまりの差に、アタシは何とも言えない感じがする。
確かに一部の報道や映像だけを見れば、湯川さんは仕事というよりもどちらかというと、まだ甘いというのか・・遊び感覚があったようにも見えてしまうが・・
だとしても、拉致されてしまった後の対応があまりにもお粗末では？
誰も手を差し伸べていない気がしてしまう。
それを危惧した後藤さんが、救出できるかも・・と行ってしまったんだろう。

湯川さんの遺体もしくは遺骸が日本のご遺族のもとへ戻ることを
願わずにはすられない。合掌