痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

スマホ依存症270万人。

と、いう特集を見た。

これに、『やっぱりっっ』と納得。

昨今のニュースでは、幼児が風邪から肺炎になっていても
スマホに熱中し育児放棄、果てに子供は死亡。
母親が逮捕された。

手からスマホが放せない。
つまり簡易パソコンを持ち歩いている状態で、
湯水の様に溢れるアプリにはまり・・
仕事にも支障が出ている人もいるという。

特に若い主婦にその傾向が強いのではないかと私は思っている。

ヨチヨチ歩きの幼児を連れた母親が公園で片手でスマホを操作。
夢中で画面を見ている。
よちよち歩きの幼児は、ヨチヨチと母親から離れたところで顔から
すっ転んだで大泣き。
子供が泣いて、初めてナニが会ったのかに気づく母親。
また、幼稚園児を連れた母親、これまた片手でスマホを操作。
連れていた幼稚園児は四つ角を飛び出し、あわや車に撥ねられる寸前。
この母親が気づいたのは、回りの人の声と、軽い車のブレーキ音。
スマホ片手に車の運転手に謝っていたが、
昔なら四つ角の前に母親は『車に気をつけて』と声をかけるだろうが、
今はもうスマホに夢中だ。

幼児や小さな子供を連れた母親が、とにかく片手でスイスイやっているのを
本当によく見かける。

そのうち、自分の子供が跳ねられ、命を失ったり、身障者になったりしても、
くれぐれも自動車の運転手のせいでは無いし、怨むのもお門違いだよ。
母親としての保護者の義務を果たさず、スマホ依存で場所を選ばスマホ
操作していた自分の責任だと肝に銘じるべき。
とにかく、最近こういうネット依存の母親が多い。

以下、興味深い記事。
山本孝昭さん(46)=「トップレス会議」を提唱するIT企業社長

パソコンをはじめ、タブレット端末やスマートフォンなど、IT(情報技術)機器がなければ仕事にならない、という人は多いだろう。
IT業界25年の山本孝昭さんは「我々はIT中毒、IT依存に陥ってしまった」といい、
ITを意識的に使わない「断食」を唱える。
あなたは1日に何時間、画面に向き合っていますか。

 ――IT機器はとても便利です。何が悪いのでしょう。

「社員が自分の時間を失っていることです。パソコンもスマートフォンも、
ものすごく吸引力が強い。開いて何か始めたら、あっという間に時間がたっています。
ITは便利さを、とめどもなく提供してくれますから」

 ――便利さを提供してくれるなら、いいことでは。

「いやいや。ITは本来、時間を作るためにあるはずです。作業を早くすませ、
もっと質の高い仕事をするとか、生み出した時間で現場に行くとか人に会うとか。
それなのに、ずーっとITにへばりついていませんか」

「よくあるのが、会議に出席者みんながパソコンやタブレットを持ち込んで、
ペーパーレスにしましょう、という動きです。うちの会社にも問い合わせがあります」

 ――いけませんか。

「ぜんぜんよくない。会議は顔を合わせ、意見や思いをぶつけあったり交換したり
しながら、アイデアを見つけるとか行動への決定を導くとか、そのためにあります。
『報告書にこうあるけど、本当はどうなんだ』『現場はこうでした』などと出し合い、
ガチンコで議論する場です。
それなのにみんなが会議中、画面を見ていたら、集まった意味がありません」

「いろいろな会社を見てきましたが、会議にパソコンを持ち込んでいたら半数は
内職していますね。でも、言い訳はできるんです。
『メモをとっていました』『関係する情報を調べていました』って」

 ――仕事が出来る人間だと見せたいのでは。

「そんなのは10年前までです。先日も、ある有名企業から求められ、
ITの問題を役員会で話しました。会議室がガラス張りで、あちこちの様子が見えたのですが、
ほとんどの部屋で参加者が画面を見ているんです。
中には、2人の打ち合わせで片方がずっと画面を見ているとか」

 ――山本さんの会社では。

「うちも多かった。あんまり多いから、昨年秋に『トップレス・ミーティング』
というのを始めました」

 ――トップレス?

「ラップトップのトップです。デジタル機器の持ち込みを禁止する会議のことです。
紙とペンだけ持って集まり、ガチで議論します」

 ――でも、メールはやめられないですよね。

「業務の連絡手段としてのメールはもう限界に来ています。
一説によると迷惑メールは全体の8割だとか。
企業は大きなコストをかけてフィルター機能を設けています。
でも『身内の迷惑メール』は防げていません」

 ――身内の、とは。

「CCメール、つまり『参考に』と同送するメールです。
『聞いていないぞ』とか『知らなかった』と言われないためでしょう。
これが多い。
私も1日のメールが300通になって、とても読めません。
昨年、社内のCCメールは禁止しました」

 ――どうなりましたか。

「1日に70通程度まで減りました。でも、社長は『俺は見ないぞ』と言えるからいいんです。
深刻なのは中間管理職。上からも下からも『念のため』と送られてくる。
上司のは無視できないし、部下のメールを見なかったら『なぜ見てくれないんです』
と言われる。組織の要の彼らがむしばまれている。
『KSI課長』が増えています」

 ――何ですか、それは。

「ぼくの造語です。こなして(K)、さばいて(S)、いなす(I)。
彼らだってそうなりたいわけじゃない。KSIでないとやっていられないんです。
その元凶がCCを含む膨大なメールです」

 「もう一つ深刻なのが、プレゼンテーション資料です。不要なグラフ、念のためのグラフ。
ちょっと見栄えをよくした矢印や影、アニメーション。
膨大な時間をかけて資料を作っている社員が多い」

「何を訴えたいのか、共感してほしいのか、それを考え抜いてから作っていないんですね。
いきなりパソコンの前に座って、ソフトの言うとおりに作っている」

 ――なぜIT依存の状態になったと思いますか。

「一つは防衛ですね。不景気で業績も良くない。ストレスに満ちた環境で仕事をしています。
だから防衛的になり『念のため』が増える」

「もう一つは人間の本能です。人間は便利さが大好きです。もっと便利になりたい。もっと情報がほしい、もっとつながりたい、と。
人びとの『もっと、もっと』にIT業界が応えてきたわけです」

 ――山本さんもその一人ですか。

インテルにいた時は、ITが広がれば世の中は良くなると思っていましたし、
熱く語っていました。俺がビジネスの世界を変えるんだって」

「うちでは『パソコンに拘束される時間を最小化』するとうたったソフトを企業に提案しています。
ITを全部やめるのは無理。ですから『断食』を提唱しています。
依存し中毒になっていることを自覚しましょう、ITから離れる時間を意図的に作って、
うまくつきあいましょう、と」

「会議はトップレスで行う、メールを見ない時間を作る。
休みの日は会社のアドレスにアクセスしなくていい。そういうルールを、
トップが主導して作るべきです」

※〈トップレス・ミーティング〉オックスフォード大学出版局が毎年選ぶ、
その年の代表的な言葉「ワード・オブ・ザ・イヤー」の2008年版最終候補になった。

「トップレス」といっても、もちろん、上半身に何も着ないという意味ではない。
米誌「タイム」の電子版によると、ラップトップパソコンはじめスマートフォンなど
デジタル機器、モバイル機器の持ち込みを禁止する会議や打ち合わせのこと。
アメリカのシリコンバレーが発祥の地とされる。会議の参加者の集中力を高め、
より深い議論をするためという。
企業や役所だけでなく教育現場でも問題になり、欧米の大学では教室にパソコンはじめ
デジタル機器の持ち込みを禁止しているところもあるという。

 
記者会見の記者達も、会見場で一心不乱にパソコンのキーを打っている。
そんなことで、目の前の大臣や経済人に鋭く切り込む質問ができるのだろうか。
当然、出来ないよね。
何せ、文字を打つのに必死だ。
どうりで、昨今の新聞記事の薄っぺらさ、言われたまんまの転載記事だらけ。
ドコの紙も一律の同じような内容の記事・・に納得。

やつらは、もう記者じゃなく、ただのタイピストだ。


記者がパソコン操作だけに始終していては、自分の思ったことを突っ込むとか
出来ないのも同然だ。