クマ射殺、被害者はどっちだか。
秋田と青森の県境の地域で、山菜取りに出かけたらしい近隣の住民が
クマに襲われ、先日四人目の被害者遺体を発見という報道。
殺人熊とは断定できないが、被害多発現場に居たクマ一頭を射殺とか。
正直、被害続出現場に、相変わらず山菜取り(主に、自生のタケノコ)を
している住民多数。
タケノコを数キロ抱えた住民いわく、この時期のタケノコは高く売れるとウハウハ顔。
その人物のいう事には、自分のタケノコを見つけている良い場所を、
他のタケノコ目当ての山菜取り者に知られたくないという理由から、
クマよけの音を慣らしたりしないという。
慣らしたら、みんなその音を頼りに人間が集まって来るという。
クマが出て死者も出ているというのに、明日も来るとニヤついて鼻息荒い。
更には、昨日クマに遭遇して怖い思いをしたという山菜取りの老女も。
襲われそうになって怖い思いをしているのに今日もまたニコニコと
タケノコを求めてその場に来ているんだから、、
いくら注意喚起しても無意味だわ。
タダでタケノコ採って、儲かるからとやめられない様子。
もう中毒、ある種の依存症だね。
食べるものに何不自由ない人間が、野生の熊が春先の大好物を
容赦なく、儲かるからとクマの領域に踏み入り取り捲る。
行くなと注意されているのを聞く耳も持たずに取りに行く。
食べに来ていたクマに襲われる。
どっちが悪いの?
人間だよ。
申し訳ないけどさ、金の亡者がクマに駆逐されている・・
そう思えてしまうのは、多分多くの都市部の人間の冷めた眼差しだと思う。
気の毒とか、そんな感情を当てはめるとしたら、犯人熊とは断定できない
クマが射殺・・と言うクマ側に向けられる。
被害者の方々ではない。