痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

父の見聞、記録

クリスマスの夕刻、父が亡くなったと連絡。
死因は心不全ということだった。

父は昼食後、年末ゆえに義祖母宅を片付けて掃除していた様子。
そのさなかトイレで倒れた・・と言う状況。
たまたまその日は午後から、母は通院で不在だった。

義理の祖母は、認知症が進んでいる様子だが、
市から紹介された医者での診断では94歳という年齢からくる
通常の症状だと言うことで、介護保険が下りていない。
日常生活ではまだ大きな支障無い為に、義祖母とは不仲の母は、
祖母の事は父に任せ切りで、父がほとんど面倒をみていた。
しかし、最近は頻繁に、電気がつかない、戸が開かない、閉まらない、
風呂のスイッチが入らない・・と、電話で呼びつけていた。
年明けに再度認知症の診断を仰ぐ予定だった。

父が倒れた時に、居合わせていたであろう義祖母の話は、
どうもコロコロと変わって曖昧だ。
倒れた直後、声をかけたらしいが、その時は父の声がしたという?
しばらくして、まだ倒れているから、そばに見に行ったら、
倒れた拍子に扉の角に頭をぶつけたのか額から血がでていて、
それに驚いて近所の家に駆け込んだらしい。
義祖母は、119を呼ぶことも出来ないほど呆けていた?
近所の方が駆けつけて下さり、父の脈を取ったが、脈を確認出来ず。
救急車はすぐに来て、近くの市立病院へ搬送されたが、
死亡を確認するだけという状況だった。
自宅内での死亡なので警察の検死があったが、事件性なしですぐに終了。
看護婦さんが父のポケットの中にあった携帯の履歴からあちこちへ
連絡を入れてくれた。

葬儀社が来て、自宅へと搬送・・・

亡くなる当日の午前中、大掃除もかねていたのか、
父の部屋がいつもに増してきれいに片付いていたらしい。
五時頃に母が帰宅し、父の突然の死に唖然呆然。

残念な不遇が重なったとしか思えない。
・倒れたのが義祖母の家だったこと、
・母が都内の病院への通院で不在だったこと。
・祖母が認知症で、父の様子の判断が出来なかった為に、倒れてから
  救急車で運ばれるまでに、相当の時間が合ったらしいこと。

ただ、亡くなったその顔は、本当に穏やかで、眠っているようだった。
おでこを切っていたので、目立たないバンドエイドを貼っていて、
何かそれすらも父らしいたたずまいだった。

父らしい戒名もいただき、無事に葬儀も終了。

心から合掌。