新しい先生とステロイド減量。

去年の４月下旬に発病し、いまだ治療中の『リウマチ性多発筋痛症』は、
ステロイド服用で尋常ではない筋痛から劇的に症状が緩和する。
これがこの病の特徴でもあるという。
最大２０ミリグラムから服用し、再燃をしつつも・・現在７．５ミリグラムまで減量。
３月末日で約一年担当してくださった先生が人事異動で病院が替わり、
先日の診察は後任の新しい先生。
ほぼ一年接して・・どうも前任の先生がイマイチ（個人的感覚だが）だったので、
病院を代えようか主人と話していた矢先の異動。
詳しく記載すると、長くなってしまうが、一応・・闘病の記録としておく。

で、新しい先生。
うーん、やはり全然違うというか、とても判り易くて安堵した。
先生いわく、ステロイドの服用が少量になってくると、たとえ０．５ミリであっても
体には雲泥の差がでてくるとの事。
確かに、７ミリではこわばりや痛みが出るけど７．５ミリは安定している。
これからの治療方針は以前と変わらないが、体の状態は毎回の血液検査で確認しつつ
一〜二ヶ月かけて少量ずつ減らして慣らす、減らして慣らすという感じで、
この先、後半ほどさじ加減が難しくなってくるとの事。
ゆっくりやって行きましょう・・という事だった。

前の先生は、どうも患者を診るタイプではなくて研究者向きだわね。
説明少な過ぎ。
聞かれなきゃ何も話さないタイプ。
気短さん？結果を早く追い求めるタイプ（苦笑）

ともかく、早く減量させることを重視していた気がする。
ほぼひと月おきに１ミリ減という形だった。
しかし、１０ミリを切ったあたりから、ひと月ごとに１ミリ減してくると、
どうも体に違和感。
９ミリになると、あちこち痛くなって来て再燃の症状が強くなり、
二つ戻って１１ミリからやり直したり・・
８ミリになっても・・また少し戻ったり・・。
やはり自分の感覚では減量が早すぎる感が強い。
果ては、いつも１０ミリ切ると再燃するからステロイドではなく別の薬を
使うかと提案してきたり・・
一応、ステロイドで続けて行きたいと、何とか薬の変更は避けた。
別の薬も副作用が強く、のちにネットでは使用に当たってはきめ細かい対応が必要と
記載されており、対応が大雑把で、検査もこちらから言わないとしてくれないような
感じのこの先生には使って欲しくない薬だったとヒヤヒヤした。
この辺りから、少しこの先生に対して不信感。
病院を変えようか思案しているうちに、いきなり先生の異動ということで、
新しい先生の感じで決めようと思ったのだが・・
しばらく新しい先生に診察を御願いしようと思った。

それにしても、早いもので今月下旬で発病一周年。
のちに二週間の検査入院。
症状は日々悪化している感じで、体の大部分の筋肉の痛みで歩行困難、
横になれば自分では起き上がれず寝返りも打てずで、寝たきり状態。
結局、病名も不明のまま退院。
その三日後、病名と治療法の判明したのが別の病院の初診であっさりと。
それが６月のはじめだった。
まさに、病院や医者の力量の差というか格差を感じた日々だった。
いま思い出すと・・ゾッとする昨年の出来事だわぁ(ーー;)

とにかくだ。
闘病一年ということで、もうちょっと頑張ろう☆