今の日本中にある事の一つ。

関西に主人の知人ご一家が在住している。

そちらのご主人が先ごろ、心不全だか、心筋梗塞だかで急逝された。
昔に小さな会社を興され、順調な経営で一般的に見ればかなりの資産家と
聞いていた。
娘さんお二人がいて、亡くなる直前までは人もうらやむ仲良し一家。
ご両親も娘さんもとても穏やかな感じのよい方々。
田舎ではあるが、土地も相当に所有していたし、いつでも娘が結婚しても
良いように、自宅を豪勢に建て替えて娘さんのお相手を探していた。

しかし、あまりの家族の仲良しに？娘さんたちはそれぞれに縁遠かった。
先日、下の娘さんはとうに四十を超えていると聞いて、若い頃からを知っているだけに、
そんなに年月が経っていたのかと驚きを隠せないアタシだった。

二人の娘さんが二十代後半から三十代前半のころに、主人にも娘の縁談を
頼まれたこともあった。
もし縁談が決まれば、マジの男の逆玉。
こちらでの仕事は退職して、嫁のお父さんの会社を引き継ぐことになる。
当時、主人の周辺には年頃の男性がいないでもなかったが、
普通には考えれば、結構ハードルは高そうで無理っぽいかった。
結局主人も、当てがないとお断りしていたが・・

現在女三人住まい。
奥さんと娘二人(会社員)。
会社も閉じたときいたが、食べることにはまったく困らないだけの蓄財が
あるので、行く末は大丈夫とは思うが、、
この先、奥さんが亡くなり、娘二人。
かなりの資産を持っているので、悪い人に騙されないように用心も大切。

他人事とはいえ、何とも気になることだが(;^ω^)
結構田舎のほうでは、こういう資産家の跡継ぎのいない・・
もしくは次の世代でおしまい・・みたいな家がごろごろあると聞いた。
いや、田舎だけの話ではないかもね。

これもまた、ある種の日本の超高齢化の進みゆく現実か。