痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

また静かになった駐車場デス。

以前から外猫の世話をしていたが、、

最盛期には女の子四匹、(すべて避妊済み)

男の子三匹で、計七匹+ぶらりと立ち寄りちゃん数匹が在席(笑)

ご近所のあちこちの家が世話をしいたので地域猫と言っても

いいのかもしれない。

ここ数年で寿命や病気、事故等々で入れ替わりもあり、徐々に縮小。

昨年五月に、世話していた常連のボクちゃんと名付けていた男の子が亡くなって、

我が家の駐車場は常連組が居なくなった。

ボクちゃんとは折り合いが悪かった近所のお婆ちゃん猫・・。

ボクちゃんが居なくなったことに気づいてから、夏の終わりくらいから

ウチの駐車場に連日連夜、通って来るようになったお婆ちゃん猫。

梅雨に入ってから、ぐっと体調が悪くなって来た様子・・というか、

長いお外暮らしから、十歳越えは寿命に近づいているのかもしれない。

今年は、六月なのに寒い日が続いたり、いきなり暑くなったり・・

ついに食欲も激減し、同時に激ヤセしてきた。

ついには歩くのもフラフラ、ヨタヨタ・・。

お婆ちゃん猫はルーティンのように毎朝、うちに来て、また道路の向こう側の

子猫の時代からお世話していたお宅へ行くというコースがあるのだが、

フラフラと起き上がりは倒れる・・もう動けないんだ・・と

ガリガリの体は抱き上げると、まるでぬいぐるみみたいで、、涙

中身の無いような物凄い軽さで怖くなるほど。

ウチの玄関横の雨風をしのげる柱の陰に寝床を作り、飲み水を置いて

様子を見ていた。

しかし、おばあちゃん猫はどうしても・・立ち上がり歩けないけど、、

立ち上がり・・。

道路の向こう側のずっと長い事世話を受けていたお宅へ行きたいのだと・・

強い意志を感じた。

夜、そのお宅の奥さんが帰宅したころを見計らって、お婆ちゃん猫の様子を

話した。

具合の悪くなっていることも知っており、最期はうちで・・と

お婆ちゃん猫を引き受けてくれた。

最期は、、幸せになれたよね・・と合掌する。

お婆ちゃん猫の体調に一喜一憂していた日々が終わる。

 

あれだけ猫達で賑わっていた駐車場も、すっかり静か。

夕方、おばちゃん猫の使っていた皿や水飲みとか、

色々と片付けようと駐車場を見ていたら・・

車の下から、、すっと猫が出て来た。

近所のアパートに住む女性が面倒見ている、プリプリした男の子が

お婆ちゃん猫に使っていたお皿の前にズンとと座っていて、苦笑。

この子は、お婆ちゃん猫とは折り合いが悪かった。

お婆ちゃん猫は、この子が大嫌いで老体に鞭打って威嚇していた。

 

お婆ちゃんが居なくなったのを察知したのか・・

この子が新しい常連さんになるのだろうか・・

 

それにしても、今年の夏は静かな駐車場。たぶん。

 

・・飼い猫とは全く違った過酷だったろう猫生を送った子達・・

お空のどこかにあるという虹の橋の向こうへ渡った子達を思い、合掌。