広島呉市の遺棄事件。
嫌な事件の一つ。
なんと言うか、本当に浅はかで大馬鹿者というのはこういう人間だ。
どこをどう読んでも、この小娘に同情できるような何一つない。
まして、免許もない小娘が、山深い場所で一人でやったなんて、
誰が信じるかってーの。
母親に付き添われて出頭してきたのも、どうせ・・殺した少女が毎晩夢に出で来るとか、
少女の霊が見えて怖くなったという事だろうよ。
なんともありがちな展開。
そもそも被害者の女性(十六歳の少女)とは仲が良かったというのは表向きで、
影では常々『殺したい』と言っていたそうだから、計画的に誘い出し殺した
計画殺人の様相も容易に想像出来るので、悪質さもちらつく。
たかが十六の小娘に、たった十六年くらい生きただけで、人を殺したいと思うほど
一体何があったのだろう・・。
なーんてマトモに考えるのは正直な話、馬鹿馬鹿しいかも。
こういう年端の行かないお馬鹿(馬にも鹿にも失礼な感じ)の起こした
殺人事件には、漏れなく付いてくる台詞がある。
『悪口を言われたから』…である。
案の定、この小娘も知人との『LINE』の会話で被害者に悪口を言われたと
話しているという。
たかが悪口というが、この手の事件での『悪口』というのがとにかく怪しいの一言。
人を殺すほどの悪口ってなんですか?
たいていの場合、被害者が悪口など言ってない場合が多く、加害者の都合良い思い込み、
もしくは身勝手な被害妄想でしかなく、殺人の正当化としての屁理屈の代表的な迷台詞だ。
しかし、根底にあるのは、十六で無職という事。
学校にも行かず、何もしてない。
この小娘の一日というのはどんなものだったのか?
十六の・・勉強や読書なんぞ興味のない女子が、
その狭い視野、その狭い人間関係の中で、ほんの些細な事に怒りを感じる。
で、その狭い視野、その狭い人間関係の中で、沸々と怒りを増幅し、殺意に執着。
そして、またここに、とんでもない馬鹿どもが介入。
小娘に乗せられて(たきつけられて?)止めよともせず、
一緒になって暴行するような仲間ってどんなん?
とにかく、この手の馬鹿は(あ‥馬鹿だからか‥)想像力の欠落が甚だしいのが特徴だね。
こういう事件を起こせば、自分がどうなるのか・・想像できない。
まして、事件を隠し通せば何もなかった事として済むと思い込んでいる。
ともかく、こういう輩は、一両日中に芋づる式にとっ捕まるね。
頼むで、警察。