痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

急性腹膜炎で入院してますた。

いやー、、実に実に
恐ろしい体験をしちまったぜ。

事の起こりは下っ腹の違和感と痛み。
膀胱炎かと思ってサプリのクランベリーを八粒ほど服用。
翌日、かかりつけの内科クリニックにて、少し前に受けたすい臓や胆のうの
CTの結果を聞きに行く。
すい臓にはのう胞がいくつかあるので調べることになっていたが、、
今のところ問題はないという結果に・・。
しかし、将来的には・・・<`〜´>怖いなぁ。

それよりも医師は、CТ結果よりも、アタシの腹痛にすごく慌てた様子で、
急きょ血液検査と尿検査、腹部CТ、エコーをとるように指示。
昨夜は38度の熱が出たが、今日は37度台。
結果、、白血球の数値が異常に高く、明らかに体に炎症が起こっていると
心配する。
エコーやCТで、顕著な異常は見られないが、、、モヤモヤした怪しい部分もあるという先生は、おなかの痛みは強くはないのかと何度も聞く。

痛みは強くないし、普通に歩けるし、嘔吐も下痢も無し・・一体?

先生は腹部の触診で、あることをすると腹全体に凄い痛みが走ることに、、
この症状は『腹膜炎に顕著におこるモノ』と真剣な顔で告げた。

え?腹膜炎っっ?( ゚Д゚)

『まる吉さん・・おなかが痛くなったら救急車で大きい病院へ行きなさい。絶対に救急車で行きなさい』と・・何度も言った。

で、アタシは抗生剤と整腸剤を貰って帰宅。

腹痛はそんなに強くないが、食欲は昨日よりさらに減退。
何も食べたくないというか、おなかが空かない。

おりしも三連休がも近づいており、主人が連休前に病院へ行った方が良いというので、何となく行くことにした。

内科で受診、またも医師が迷わず腹部のCТを指示、更に外科に回される。
こんなに放射線浴びて大丈夫なのか・・・と心配になるモノの、
飛行機であちこち飛ぶ方がどれほど多く被曝するかと女医は嗤う。
外科の先生は、腹膜炎の疑いで、すぐに入院措置となる。
その前に、もしかして卵巣嚢腫からくる腹膜炎の疑いもあるという事で、
婦人科にも回され、色々と検査。
卵巣嚢腫ちゃんは潔白(笑)だった。
外科の先生の言葉には、手術もちらつくが、早急性の重症でないので、抗生剤の点滴で様子を見るという事に。
点滴が効かなければ手術・・という話しに。
4日間の絶食と五日間の点滴で何とか症状も落ち着き、手術が遠ざかる。
絶食から重湯・5分粥・全粥と食べられるようになる。
当初19あった炎症の数値も徐々に下がりだし、退院時には0.8まで下がり無事に手術も無く自宅へ戻れた。
医師からはぶり返しも有るので注意して過ごすように・・とのお達しがあった。
ぶり返しとは恐ろしい(;゚Д゚)

後に調べると急性腹膜炎には汎発性腹膜炎と限局性腹膜炎というのがあり、
汎発性は早急な手術を要するやつで局限性は抗生剤で様子見というものらしいので、
アタシのは局限性に属すんだろうと思う。

とりあえず、昨日無事に帰宅。

以前の入院とは違い、娘も嫁いでいるので自宅で猫3匹と主人。

みんな頑張ってくれました。

しかし、主人には家事や料理の特訓が必要だと痛感。

出来るなりに頑張ったけど、やはり栄養面で一抹の心配ありだね。


健康であるありがたみを感じつつ・・
大好きな白あんパン♪が食べたいけど、もうちょっと我慢するよ。

ともかく、SクリニックのS先生。
本当にありがとうございます。
先生の忠告が無ければ、病院にはいかなかったし、この3連休で命に係わることになっていたかも・・と思うもホント怖い。

〜〜以下、急性腹膜炎の転載。↓

腹膜とは腹腔内(ふくくうない)をおおう膜です。本来腹腔内は無菌になっています。この腹膜に細菌感染や物理的・化学的刺激によって炎症が起こるものを腹膜炎といいます。腹膜炎は、その経過から急性腹膜炎と慢性腹膜炎に分類されます。
 急性腹膜炎には、腹膜全体に炎症が広がる急性汎発性腹膜炎(はんぱつせいふくまくえん)と腹膜の一部に膿瘍を形成する限局性腹膜炎(げんきょくせいふくまくえん)があります。とくに急性汎発性腹膜炎では生命に関わる重症の状態に陥る可能性があり、緊急な医学的処置が必要です。

 急性腹膜炎の多くは、さまざまな消化器疾患の合併症として起こります。その原因には、細菌因子と化学因子があげられます。
 細菌因子とは、急性虫垂炎(ちゅうすいえん)、急性胆嚢炎(たんのうえん)、急性膵炎(すいえん)などの腹腔内の臓器の炎症が腹膜へ波及することによって生じることであり、一般には急性虫垂炎が最も頻度が高くみられます。
 化学因子では、外傷、消化管疾患や腸間膜の虚血(きょけつ)による消化管穿孔(せんこう)が原因によって起こる胃液、胆汁などの腹膜への漏出があげられます。外傷には打撲(だぼく)・交通外傷があり、消化管疾患では胃潰瘍(いかいよう)・十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)、胃がんなどの悪性腫瘍に続発します。急性胆嚢炎に胆嚢穿孔が加わった場合や重症の急性膵炎では、胆汁・膵液の化学的刺激と細菌感染が重なり、重症の状態になることが多くみられます。

・症状の現れ方
 急性腹膜炎の症状として腹痛は必ずみられます。原因となる病気の前兆として腹部不快、軽い腹痛を示すことがまれにありますが、通常は急激な腹痛が突発的に起こります。痛みは持続し、初めは限られた部位だけですが、次第に腹部全体に及びます。
 そのほかの症状として吐き気・嘔吐、発熱、頻脈(ひんみゃく)がみられます。病気が進行している場合には、脱水・ショック状態に陥ることもあります。

・検査と診断
 医師の診察により、圧痛、筋性防御(きんせいぼうぎょ)、ブルンベルグ徴候、腸雑音の有無を調べます。
 圧痛は部位が限られているため鑑別診断に有用ですが、圧痛が腹部全体に及ぶ汎発性腹膜炎の時も原疾患の部位の圧痛がとくに強くみられます。
 筋性防御は壁側腹膜の炎症を示唆する所見で、急性腹膜炎の診断に有用です。初期では軽い触診で腹壁(ふくへき)の筋肉の緊張として触知されますが、病状が進行すると腹筋は硬く緊張し、腹壁反射は消えて板状硬(ばんじょうこう)と呼ばれる状態になります。
 ブルンベルグ徴候は、腹部を圧迫した手を急に離すことで周囲に痛みが響く所見のことをいい、腹膜炎にみられる所見です。腸雑音は腸管の麻痺のために低下します。
 ※まる吉は、ブルンべルグ徴候が強く出てました。

 急性腹膜炎の診断は原因疾患によって異なるので、検査はあくまで病歴、理学所見から鑑別診断を考慮して選択します。血液検査と画像検査が有用です。血液検査では、白血球が増えて、炎症反応を示すCRPが陽性になります。画像検査では、腹部単純X線、腹部超音波、腹部CTが有用です。
 とくに、消化管穿孔の場合には、腹部単純X線で横隔膜下の空気遊離像(フリーエアー像)が診断の決め手になります。そのほか、急性胆嚢炎、急性膵炎などの原因になる疾患の区別には、腹部超音波、腹部CTが有用です。

・治療の方法
 消化管の穿孔がなく、腹膜炎の部位が限られている限局性腹膜炎の場合には、補液、抗生剤の投与により保存的に治療することで治ることもありますが、基本的には早期の緊急手術を必要とすることがほとんどです。


〜〜以上転載終わる↑