痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

樹木希林さんとダイバダッタ。

亡くなって良いヒトと持ち上げまくり、
何やら特別の存在みたく語られている樹木希林だけど、
天邪鬼まる吉的には、そんなに良いヒトにも思えない。
女優であるゆえに色々と発信できた存在であろうけど、
ある種、普通に癌を患い闘病していた年老いた女性ではないのかね。


むかし、悠木千帆って言う芸名だったのが、
いつの間にかに樹木希林と変更。
先日、亡くなってから、なんで改名したのか、、
いまさらだが芸能ニュースで知る。
それによると、民放のとある番組で、オークションに参加した時、
売るものが無いので芸名をオークションに出すという事になり、
二万二千円くらいで落札(今で言うと四万五千円くらい)された。
で、名前が無くなったので自分で考えて『樹木希林』と命名したという話し。
ふーん。
それで急に名前が替わったのか・・・と、何十年も経って知る。
(実際はどうでもいい話だけどさ)

更に、昔から夫婦仲もよくない風に見えてなんで暴力を振るうような夫と
離婚しないのかと、、当時色々なインタビューで語っていたけど、
イマイチ樹木希林が何を言っているのか意味不明だった。
ま、アレコレ言い訳めいた事を語っていた記憶があるけど、
どれもこれも・・まったくピンと来ないというか、アタシには理解不能な感じだった。

実際、現在は神的に良いヒト扱いだけど、
昔を知るアタシ達年配者から見たら、、何か変わり者の女であり、
良いヒトとしての括りには入らない気がする。

昔、同じ劇団の先輩(だったと思う)杉村春子さんにえらく盾突いたり、
恩のあったプロデューサーと女優の不倫をあっけらかんと暴露ししたり、
あるラジオ番組に出演した時、出演者には誰に関わらず番組スポンサーからコーヒーのプレゼントがあったらしいが、『こんなものいらない』と
CМに切り替わる直前にそれがマイクに流れ、スタジオは騒然となったという話しもあったり、
ま、思った事はズケズケというタイプね。
出演映画の宣伝でも、撮影当時の不満を上映会場のイベントでネチネチ言い放ったり(恒例化してたけどね)

晩年、なんでもアリを自覚していた気がするね。


ともかく、離婚しない理由はいまだ釈然としなかったが、
いや、どうでもいい話でもあるけど、、笑

先日新聞の記事で、物凄く判りやすく記載されていて、
ようやく納得出来たよ。

要約すると、樹木希林は仏典好きだったという事で、
お釈迦様の弟子に提婆達多(ダイバダッタ)というモノが居て
師であるお釈迦様の意に背き、命まで狙って来るという輩がいた。
釈迦は悟りを得るために難を与えてくれる有り難い存在だとダイバダツタの事を説いている。
という事で、内田裕也樹木希林にとってのダイバダッタであり、
片目の失明もがんも自分を成熟へと導く有り難いものと位置付けていると
いうのだ。

ふーん。
なるほど。
何となくわかったような・・・苦笑

今年は相次いで老母役の名女優さんが鬼籍へ・・。
必殺仕置き人の『婿殿っっ』と喚き散らしていた菅井きんさん、
そして樹木希林さん・・。

昭和・平成とまたにかけ、稀少な老け役としてお疲れさまでした。合掌