友人宅の義母の認知症と日本の幸福度。
友人のお義母さんの認知症は十五年くらい前に診断された。
その数年前にお義父さんが急逝し、シャキシャキに葬儀を取り仕切っていた
お義母さんだが、徐々に認知症が進んでいったらしい。
クスリで緩やかに進行していたと思われるが、
いよいよ本格的に徘徊の段階に入った感じだ。
既に昨年秋、夜中に出てしまい、警察の巡回で
パジャマ姿のお婆さんが歩いているのを見つけてもらい、
当時は名前と町名が言えたので無事に帰宅出来たという。
先日また、外に出てしまい、近所の人に連れて帰って来たという。
友人は、最近、、
真夜中にガチャガチャと鍵のかけてある玄関の扉を開けようとして
音を立てているのが、物凄いストレスだという。
(もしかした夜は少し安定剤の処方が必要かもしれないが・・)
認知症の人って、ストレスが無くなり、体は健康らしい。
足腰のしっかりしているお義母さんらしいので、外に出る気満々。
デイサービスと泊りを組み合わせていると聞いた。
要介護3・・。
体より精神的負担が凄いと言っていた。
私は父が脳溢血で亡くなり、母は癌であっという間に亡くなった。
介護の大変さを免れてしまっているが・・
少し前に両親とも認知症で介護しているという知り合い自身が急逝し、、
お葬式に来ていたご両親を遠目に見た。
このヒトたちは娘の死をわかっていたのだろうか・・。
あの後・・どうなるんだろう・・と行く末が気になったが・・。
日本の幸福度が先進国で最低だと数日前のニュースで言っていた。
やはり上位は福祉大国の北欧が並んでいた。
親の介護で仕事を辞める・・という事が当たり前のような日本。
こんな事が無いような国になって欲しい。
今のままでは、、会社を辞めて介護する側の子供たちの将来は貧困老人層。
どう支えて行くのか・・
無駄金使っている場合じゃないだろがっっ、、日本よ。