痩せたいけど✖痩せられない

痩せたいと念じつつ、幾年月。既にどうでも良くなってる昨今ね・笑

不思議だけど・・来てくれたんだね。

お婆ちゃん猫を引き受けてくれたおうちの人と、

ナカナカ時間も合わずに挨拶が出来なかった。

気になっていたことがあった。

もしかしたら・・・亡くなったのではないかな・・と。

それというのも、ある朝。

寝苦しい熱帯夜の明けた頃。

うとうとしていたアタシのベットの横で、、

突然にしわがれたような鳴き声がした。

『にゃーん』

はっ、と目が覚めた。

うちの猫達は、みんなハイトーンで、しわがれた声の子は居ない。

起き上がってキョロキョロ周りを見て、ベッドの下を見ても猫の姿は無い。

あまりに鮮明に聞こえたので、目が覚めてしまった。

階下に降りると、猫達がそれぞれの場所でゴロゴロと寝そべっていた。

位置的にも三匹の誰かが二階に来ていた様子はない。

 

そのしわがれた声は・・

聞き覚えがある。

・・お婆ちゃん猫だ。

 

もしかしたら、ちょっとあいさつに来てくれたのかな・・と

ふと頭をよぎった。

たった一度きりのニャーんという声だったけど・・

だとしたら、、多分・・。

 

先日、インターホンが鳴ったので出てみると、

お婆ちゃん猫を引き受けてくれた方が立っていた。

そして、お婆ちゃん猫が静かに息を引き取ったと聞いた。

話しの日時からすると、声を聞いたのは亡くなった翌日の朝・・

だったと内心驚く。

 

しばらく、お婆ちゃん猫の色々な思いで話しをしつつ、

若い頃は何度か家猫として飼うつもりで家に上げたが、

なんとしても外に出ると頑な様子で窓やドアをバリバリとかきむしる

ので、やはり、外猫として面倒を見ることにしたと聞いた。

 

ホントお婆ちゃん猫らしい。

控えめで物静かだけど、どこか猛烈に頑固・・そんな子だった。

ブラッシングが大好きで、気持ちよさにベロがでちゃう(苦笑)

 

いつも、車で帰ってくると、お向かい家の車の下から猛ダッシュ

駆け寄って来る。

もう、そんな姿は無いけど、、

ひっょこり駆け寄って来るんじゃないかと・・・

いつも、お向かいの車の下を見てしまう。

 

お婆ちゃん猫よ・・今はもうどこも辛くないよね。

どうか安らかに。心から合掌